本当に独立・起業を目指すならベンチャー企業より大企業のほうがおススメな3つの理由

人間関係・自己啓発

大学生の中には将来独立するんだ!、将来経営者になるんだ!っていう意識高い方は一定数いますよね。そして、そういう方の多くは夢を求めてベンチャー企業に就職する傾向にあります。まぁ、当たり前かと言われれば、当たり前のことです。

しかし、それが選択肢として適切であったのかどうか?と考えると意外とそんなこともないようです。というわけで、今回は本当に独立・起業ならベンチャー企業よりも大企業に就職するほうが良い3つの理由を紹介したいと思います。

時間にゆとりを持てる

大企業は、人員が豊富です。実際、この人材不足の時代においても従業員数5000人以上の大企業の求人倍率は0.37倍となっています。(「第35回 ワークス大卒求人倍率調査」より)また、働き方改革の残業規制についても、大企業は2019年4月から対応、中小企業は2020年4月から対応となっています。

つまり、大企業の労働者一人当たりの仕事量は中小企業やベンチャー企業と比較して少ない傾向にあるわけです。もちろん、例外もありますけどね。

そして、独立を果たすためには、それ相応の準備期間というものが必要です。実際、友人が法人を立ち上げた時も手続きだけでかなり時間を取られたと言っていましたね。そんな準備期間中にも生活費は稼がないといけないわけですから、普通は会社勤めを継続しながら準備をすることになります。

そのため、時間にゆとりを持ちやすい大企業勤めのほうが有利と言えるわけです。

社員研修が充実している

一般的に大企業には研修があり、ベンチャー企業には研修がない傾向にあります。これは、人材に余裕があるかどうかの差によって決まります。そりゃ、猫の手も借りたいレベルで人が足りていないベンチャー企業で研修なんてできませんもんね。

研修よりも実践でしょ?という意見の方もいらっしゃると思いますが、研修は視野を広げることができ、その結果として後の成長速度を上げることができます。その証拠に体力のある大企業の大半が長期の研修を設定しており、トヨタ自動車をはじめとした自動車メーカーは約1年間もの研修期間を設定しています。

その研修期間中も様々なプログラムが用意されており、社会人としての常識や仕事の進め方を体系的に学ぶことができます。研修もなしに雑用から始まることの多いベンチャー企業と比較すると成長具合に大きな差が生まれることは間違いないでしょう。

実際、僕の友人は就活支援系のベンチャー企業に就職しました。そこでの業務は、大学でのビラ配りや出身校の学生へのメールアドレス収集活動など雑用ばっかりだと嘆いていましたからね。一方で、大企業に就職した友人は、ビジネスマナーやビジネススキルなどの基礎的な研修から営業・工場作業などの実践的な研修まで1年間を通してみっちりと学んだそうです。

このように考えれば、どちらのほうが成長できるかなんて火を見るよりも明らかではないでしょうか?もちろん、一般論ですけどね。中には、素晴らしい研修をしてくれるベンチャー企業もあるでしょうし、新入社員を雑用としかみていない大企業もあるにはあります。ただ、大局的に見れば、大企業のほうが成長のための環境は揃っていると言えるでしょう。

リスクヘッジが取れる

大企業に就職すると独立を実行して失敗しても、「大企業に就職したという実績」でリスクヘッジを取ることが出来ます。また、独立未遂の状態で失敗しても、安定した雇用と給与」でリスクヘッジを取ることが出来ます。

大企業に就職したという実績

大企業に就職したという実績があるだけで、周囲の人はそれなりの実力を備えた人だと考えてくれます。そういう意味では学歴に近いのかもしれません。そのため、大企業から中小企業やベンチャーへと転職するほうがその逆よりも容易です。つまり、大企業に就職した実績があれば、転職・再就職の難易度が低下すると言えます。

そのため、起業・独立に失敗した後でも取り返しがつきやすい(再就職しやすい)わけです。どれだけ独立のプランをしっかりと立てていても予想外の事態で独立失敗というケースなんていくらでも考えられますからね。やはり、リスクヘッジのためにも、ファーストキャリアは大企業から始めるほうが有利と言えるでしょう。

安定した雇用と給与

起業や独立は非常に大きなリスクを伴います。そりゃ、起業5年以内に8割が廃業すると言われているぐらいですからね。なんの準備もなく独立するのはかなり危険です。そのため、副業ベースで仕事をしつつ、それだけで食っていける状況になったら独立するというのが最も低リスクな方法と言えます。

仮に副業ベースの仕事をしていてマネタイズできないと判断すれば、諦めて大企業の一社員として「安定した雇用と給与」の恩恵を受ければよいだけの話ですしね。つまり、独立・起業が未遂に終わってしまったとしても、世間から見れば十分すぎるほどの「安定した雇用と給与」が得られるというわけです。

まとめ

独立・起業を目指すのに、大企業がおすすめな理由は次の3つです。

  • 時間的なゆとりがある。
    大企業は人員に余裕があります。そのため、時間的なゆとりがあれば、会社を辞めなくても副業ベースで仕事をすることが出来ます。もし、副業の段階で失敗すれば、一から別のプランでやり直せばよいだけなので、精神的な負荷もかなり軽くなります。
  • 社員研修が充実している。
    大企業は研修制度が整っています。そこでは、基本的なビジネススキルやビジネスマナーを学べるだけでなく、リーダースキルやCS(顧客満足)やマーケティングの知識まで蓄えることができます。このように、大企業の研修では起業後にも活かせるような知識を多く得られるわけです。

  • リスクヘッジが取れる。
    大企業に就職すると独立を実行して失敗しても、「大企業に就職したという実績」によって比較的容易に再就職をすることが出来ます。また、独立未遂の状態で失敗しても、十分すぎるほどの「安定した雇用と給与」が得られます。つまり、大企業に就職することは、二重の意味でリスクヘッジとなるわけですね。