通過率100%のガクチカを具体例としてESの書き方を徹底解説

就職活動において、ESは重要な役割を果たしています。

一般的なESでは、「自己PR」と「ガクチカ」を記入する欄があります。前回の記事にて自己PRの書き方をご紹介しました。

通過率100%の自己PRを具体例としてESの書き方を徹底解説

そのため、今回は学生時代頑張ったこと(ガクチカ)の書き方について解説します。

基本的に、ガクチカはPREP法に従って記述する必要があります。

PREP法を用いて、【結論】→【理由】→【具体例】→【結論】の順で記述することで、説得力のある文章を構成できます。

通過率100%のガクチカを分析

導入部

  • 私は人前で話すことが苦手でした。

PREP法のRである理由です。結論よりも理由が先に来ていますが、これもありだと思います。

なぜなら、理由が「シンプル」で「キャッチー」だからです。

短い文章で読者にアピールするうえで、冒頭のキャッチーさが重要です。

確かに、「人前で話すことが苦手」と来ると、興味を持ちますもんね。

あえて、マイナスな言葉を冒頭に持ってくれば、美辞麗句だらけのESとの差別化になるのです。

もちろん、最終的にはその弱点を克服したというオチが必須になります。そうでないと、自分が価値のある人材であることを示せませんからね。

新卒は実力採用ではなく、ポテンシャル採用です。なので、マイナスポイントを伝えるのも大切です。

具体例

  • それを克服したいと考え、学部時代から多数の学会発表に挑戦しました。

この方の自己PRでの結論は挑戦心でした。

通過率100%の自己PRを具体例としてESの書き方を徹底解説

自己PRとガクチカの主張は統一すべきです。要は、異なるエピソードを用いて同じ長所を主張しましょうということです。そちらの方が説得力を持たせられます。

  • 最初の発表では思い通りに自分の考えを伝えることが出来ず、悔しい思いをしました。

具体例(PREP法のE)です。悔しい思いをしたという点から向上心を感じられるのでよいですね。

冒頭部もそうでしたが、マイナスからスタートするのが大切です。

下げてから上げる。

自己の成長をアピールするためには、この方法が一番でしょう。この方は自己PRにおいても同様の手法を用いていました。

通過率100%の自己PRを具体例としてESの書き方を徹底解説

  • そこでまず、自分と上手な人の発表を比較しました。その結果、聞き手に対する配慮に違いがあると分かりました。そこで、普段のゼミから学会発表を意識して、相手に伝わる説明と資料作りを徹底しました。

説得力のある論理構成ができていると思います。

また、上手な人の真似をするということで、柔軟性・素直さをアピールすることが出来ています。

社会人になれば、多くのことを先輩社員から教わることになるでしょう。

その時に柔軟性・素直さ(人のいいところを積極的に取り込む気質)がその人自身の成長速度に影響を与えます。また、入社後の人間関係も大丈夫だろうという印象を与えることができます。

東レの元社長佐々木さんも書籍にて、「プアなイノベーションよりも優れたイミテーションを」と言っています。

自分のたいしたことない発想よりも、優れた人の真似をしたほうが良いという意味です。

他にも新社会人として働く心得が書いていますから、就活生には是非読んでみると良いですよ。

  • その結果、二度目の発表では格段に分かりやすくなったと教授方からお褒めの言葉を頂きました。さらに、発表成果が評価され表彰を頂くこともできました。

成果についての記述です!

やはり、成果があったほうが話しやすいですし、説得力も増します。

可能なら成果はしっかり載せるようにしましょう。

結論(主張部分)

  • 上記の経験から、苦手であることにも「果敢に挑戦すること」の大切さを学びました。

しっかりと主張(PREP法のP)で終われています。

この部分の主張は少々間延びしても構いません。今まで書いた内容を総括しながら、主張(自己アピール)することが大切です。

ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)を書くわけですから、冒頭に主張(アピール)を組み込むのは難しいです。その分、PREP法のPが重要になってきます。

最後こそ気を引き締めて自分の長所をアピールできるような文章を書きましょう!

まとめ

自己PR文と同じアピールポイントを主張する

自己PR文との相乗効果により、自分の長所をアピールすることが出来ます。

自己PRとの違いを認識する

ガクチカなので、文頭にダイレクトな主張を持ってくるのが難しいです。

だからこそ、文末での主張をしっかりしなければなりません。

下げてから上げる

冒頭にマイナスの表現を記述し、そこからプラスの成果を記述します。すると、相対的に大きく成長して見えます。

面接官は「現在の能力」ではなく、「将来の能力」を見極めようとしています。

それゆえ、成長幅の大きく見える「下げてから上げる」という文章の構成法は有効に働きます。これは、就活の面接時にも役立つので覚えておくとよいですよ。

不安ならプロに相談

新卒での就職先は、今後の人生に多大な影響を及ぼします。

気軽に相談できる人が周りにいないなら、就活のプロをうまく利用するのも一つの手ですね。

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