ES(エントリーシート)の重要性とその役割

学生向け

はじめに…

ESなんてとりあえず通過すれば、問題ないのでしょうか?ESでの評価が低くても面接で逆転できるのでしょうか?ES通過率なんて低くてもその分たくさん出せば問題ないのでしょうか?

本当にそうでしょうか?

ESの役割

ESの役割は主に2種類に分けることができます。一つは「応募者のあしきり」、もう一つは「面接の効率化」です。

応募者のあしきり

人の論理的な思考力は文章に出ます。後輩たちのESを数多く見てきましたが、もろにその人の論理的な思考力が表れます。隠し切れないぐらいにね…しかも、それを瞬時に見分けることができます。ESの初めの数行を読めばその人の文章作成能力、そしてその背景にある論理的思考能力が手に取るように分かりますからね。だから、効率よく応募者の選抜ができるわけです。

だから、文章力に自信のない人は大学の就活支援センターに自分のESを添削してもらいましょう。そうすれば、短期間でそれなりの文章に仕上げることができます。

なお、本当の文章作成能力を鍛えるためには、その根源である論理的な思考力を鍛える必要があります。そりゃ、考えてもいないことを文章になんてできませんからね。ただし、論理的な思考力を鍛えるためには長い時間がかかります。もちろん、就活時にはそんな悠長なことは言ってられません。だからこそ、大学の就活支援センターの手を借りることをおススメします。

面接の効率化

就活におけるエントリーシート(ES)はもう一つ重要な役割を果たします!それは「面接作業の効率化」です。なにも知らない初対面の人に一から質問していたんじゃ、いくら時間があっても足りませんからね。だから、ESを読んで応募者の人となりを把握し、質問事項を先に考えておくのです。もちろん、その場で気になったことを質問するケースもありますが。

面接における合否は主に面接官からの質問に対する回答によって決定されます。もちろん、面接中のマナーや声の質や大きさなども合否を左右しますが…一番点数配分が大きいのは質問に対する回答です。では、面接官はどのような質問をするのでしょうか?

もう答えは出ていますよね?そうです、ESに基づいた質問です。

つまり、ESの内容次第で質問の内容が変化するわけです。質問の内容が変化することは、面接の難易度が変化することを意味します。だから、ESの内容次第で面接の難易度が変化することになるのです。

面接の難易度が変わるワケ

面接における質問の種類は定型的なもの非定型的なものの2通りに分けて考えてみましょう。定型的な質問とは、ほぼすべての受験者が受ける質問のことを指します。志望動機や自己PRなどが例に挙げられます。一方で、非定型的な質問とは、一部の受験者が受ける質問のことを指します。自己PRやガクチカの深掘りなどが挙げられます。

定型的な質問に関しては、普通に準備をしていれば問題ありません。志望動機も自己PRは暗記しておくものですからね。この手のタイプの質問で回答に窮することはあまりないと言えます。想定質問集を作成しておけば、簡単に対策出来ますからね。

一方で、非定型的な質問に対する回答は少し難易度が高くなります。なぜなら、質問を特定することが難しいからです。当然ながら、面接官によって深掘りするポイントは変わります。そのため、質問対策があてにならないこともあるでしょう。

ただ、非定型的な質問といっても全く関係のない質問をすることはありません。非定型的な質問は主にESの深掘りです。そのため、ESの中身・文章構成を真面目に作っていれば、深掘りされても、ぼろができることはありません。

逆に言うと、ESをしっかり作れていなければ、非定型な質問に対応できないということになります。つまり、ESの出来次第によって面接の難易度が変化するわけです。

ただでさえ面接は緊張します。そのため、本番の面接で最高のパフォーマンスを出すことは困難です。そう考えると、時間をかけてESの質を向上させることによってできるだけ面接の難易度を下げることは理にかなった就活戦略と言えるのではないでしょうか。

ESを書く上で参考になる記事をまとめました。気になる方はご覧ください。

就活で役立つ文章作成法「PREP法」の重要性を解説

2018年9月4日

通過率100%のESを徹底的に分析してみた~自己PR編~

2018年10月12日

通過率100%のESを徹底的に分析してみた~ガクチカ編~

2018年10月27日

まとめ

  • ESは非常に大事!
    上記に書いているようにESはだだの足きりではありません!
    面接の難易度を変えてしまう大変重要なものです。
  • 質問の種類は主に二つに分けられる
    定型的質問:すべて又は大多数の受験者が受ける質問
        例:志望動機、自己PR、ガクチカ
    非定型的質問:一部の受験者が受ける質問
        例:ES等の深掘り
  • 定型的な質問は暗記で対応可能
  • 非定型的な質問はESの深掘りから
    ESをしっかりと書いていれば、回答の難易度は下がる。