大学生は人生の中で最も時間に余裕のある時期です。しかし、それに甘えてぐうたらな生活を送ってはいけません。
なぜなら、大学生活が将来に大きな影響を与えるからです。そりゃ、大学での学びは就職活動に直結しますからね。
そこで、理系大学生がやるべきこと6選を紹介します。この6つをしっかりこなせば、その後の人生に大きなアドバンテージを得られます。
目次
理系大学生がやるべきこと6選
勉強
一位は勉強です。その理由は、自己投資とお金稼ぎを両立できるからです。
自己投資になる
勉強は効率の良い自己投資です。
一生懸命勉強し、良い企業に入社すれば、残業時間も少なく、研修制度も充実しています。そのため、高いスキルを身に着ける機会に恵まれます。
また、給料面でも差は大きいです。
知り合いにも、旧帝国大や有名私立卒の人がいますが、彼らは1年目から500万の年収です。
日本の労働者平均賃金が400万と比較すれば驚異的な数字です。
「今在籍している大学のレベルは低いから駄目だ。」と諦めている方もいるかもしれません。
しかし、一流企業と呼ばれる会社の中にも中堅大学卒の方は多くいます。このように、大学のレベルが低くとも本人の努力で追い抜くことはできます。
楽にお金を稼げる
大学生は勉強でお金を稼げます。
その理由は、返還不要の奨学金を貰えるからです。
多くの大学では、成績上位者に返済不要の奨学金を与える制度が用意されています。
その額はまちまちですが、私の大学では一年間で70万円の奨学金を給付していました。
大学での成績の取り方についても解説しているので、参考にしてみてください。
70万もの大金を勉強するだけで得られます。ダントツのコスパですね。その上、勉強は自己投資にもなります。
ですから、理系大学生は「勉強」をやるべきなのです。
切磋琢磨できる友人を作る
大学では、友人といる時間が長くなります。下宿生の場合は、その傾向が顕著になります。
ですから、友人からの影響を強く受けるわけです。
つまり、付き合う友人によって自身の成長度が変化するのです。
ここからは、私の実体験です。
私が入学した当初、頭の良い友人がいました。残念ながら、その友人とは別のクラスになりました。
私はクラスの中で優等生なグループに入り、友人はウェイウェイ的なグループに入りました。
その結果、成績の差は徐々に縮まり、2年生の時にはGPAが逆転しました。最終的には、GPAの差は1.0以上になりました。
就活の時にはさらに明暗が分かれていきます。
私は就活を始めてすぐに大手企業から内定をGETしました。一方で、その友人は就活に大変苦労しました。
最終的には内定を貰っていましたが、その人のポテンシャルには似合わない企業に就職しました。
これらから分かるように、大学では友人との関係が自己の成長度に大きく効いてきます。
ですから、切磋琢磨出来る友人関係を築くことをおススメします。
周囲の環境は大切です。いい意味でも悪い意味でも人は環境に流されますからね。
皆さんも将来のことを考えて、友達付き合いを見直してみてはいかがでしょうか?
よって、理系大学生は「切磋琢磨できる友人関係の構築」するべきなのです。
良質な本を読む
大学生には自己研鑽できる時間が沢山あります。
そのため、本を読んで価値観・感性を磨くことができます。
この際に気を付けるべき点は、ビジネス書を読まないことです。
ビジネス書はその名の通りビジネスに特化した本であり、便利なツールに過ぎません。このような書籍は、即効性があるので、社会に出てから学んでも遅くありません。
発展途上にある大学生は、道具を増やすことよりも自分の芯を鍛えるべきです。
小説や知的好奇心をくすぐる教養本は私たちの価値観・感性を育ててくれます。そうすると、自分の軸ができ、就職活動や将来のキャリアプランも描きやすくなります。
ですから、大学生の内は価値観や感性を育ててくれる良書を読むことを意識しましょう。
個人的に素晴らしいと考える良書をいくつかご紹介します。興味のある方は読んでみてください。
おすすめの本
アルジャーノンに花束を
この本は、読書習慣がない方でも簡単に読むことができます。それにも拘わらず、文章表現が非常に秀逸で、テーマもしっかりしています。
「幸せとは何か?」という哲学的な問いについて考える良い機会にもなるので、読んだことのない方は是非読んでみてください。
歌うクジラ
こちらは村上龍さんの本です。
舞台は不老不死が実現した2117年の日本です。ジャンルとしてはディストピア小説に分類されます。
父の託した人類の秘密をある老人に伝えるために、主人公のアキラが旅をするという物語です。
アキラは様々な場所を旅する中であることに気が付きます。
その答えが個人的には好きだったので、今回は取り上げさせていただきました。具体的な内容については自分で知る方が良いと思うので、今回は控えておきます。
半島をでよ
この書籍は現実志向の小説で、創作とは思えないほどの圧倒的なリアリティーがあります。
これを読んでしまうと他の小説の設定が霞んで見えてしまうぐらいです。
その分情報量も多いので、読破するのには時間がかかります。
最後の参考文献だけで13ページもありますからね。
とはいえ、読む価値は間違いなくあるので、興味のある方は是非ご一読ください。
フェルマーの最終定理
一見、難しいのでは?と敬遠したくなる気持ちになるかもしれません。しかし、この本は難しい本ではありません。理系大学生なら誰もが余裕で読めます。
数学者たちの三世紀にも渡る苦闘を描いた数学ドキュメンタリーに胸が熱くなります。
数学の面白さを知るという点では最高の書籍です。これを読んだら、数学の授業も楽しめるかも!
自力で稼ぐ
多くの方は、大学卒業後に就職してサラリーマンになります。サラリーマンになると、毎月決まった収入が得られます。
そうすると、お金を稼ぐことの難しさに気付けません。
そこで、おススメするのが自力で稼ぐことです。なぜなら、売上・利益・利益率など経営者的な目線を持つことができ、お金を大切さに気付けるからです。
そうすれば、会社に入ってからも経営者的な目線で実務に当たることができるので、成長効率も上がりますよ。将来出世してお偉いさんになりたい人には特におすすめです。
個人的におすすめなのは、中国輸入を用いたせどりやブログの運営です。初期投資が一万円未満で済みますからね。
中国輸入の基本である「アリエクスプレス」の利用法については、本ブログでもまとめていますので、興味のある方はご一読ください。
一生モノの趣味を見つける
大学生には暇な時間が沢山あります。
ですから、アウトドアからインドアの趣味まで沢山楽しめます。
そうすることで、自分の人生を充実させてくれる趣味を見つけられます。うまく行けば、一生ものの趣味も見つけられるかもしれません。
私も大学生活を通して、スノーボードやブログといった趣味を見つけられました。
現在大学生をしている皆様も、様々な趣味を探してみてはいかがでしょうか?
プログラムの知識を身に着ける
大学生にプログラミングを薦める理由は、就職後に役立つからです。
なぜなら、単純業務をプログラムで自動化できるからです。これが出来ると業務効率が高まります。
より創造的な仕事に時間を費やせますからね。
とはいえ、社会人になった後にプログラム言語に触れるのは大変です。ですから、学生の内にプログラムの知識を蓄えておくべきなのです。
どうすればよいかわからない方は、大学生限定のプログラミングスクールに通うのもありです。
まとめ|理系大学生がやるべきこと6選
大学生には、沢山の時間があります。その時間の使い方次第で、今後の人生が変わります。
勉強
勉強は最高の自己投資です。大企業に勤めれば、一年目で日本の平均年収を超えれます。
成績上位者になって、大学の給付型奨学金を獲得できれば、何十万というお金をGETできます。
切磋琢磨できる友人関係
切磋琢磨できる友人関係を構築できれば、自然と自分を成長させられます。
逆に、怠惰な人ばかりと付き合うと自分の怠惰な人間になります。
よく友人は自分を映す鏡だと言われるので、付き合う友人には注意するようにしましょう。
良質な本を読む
良質な本は自分の感性や価値観を変え、深みを持たせてくれます。
そうすると、自分の軸ができ、就職活動や将来のキャリアプランを描きやすくなります。
持論ですが、大学生に自己啓発本は不要です。それよりも感性を磨く本が良いです。
自力で稼ぐ
大学生の間に自力で稼いでみるのもありです。
自分で考えて、行動してお金を稼ぐことの難しさを痛感できます。また、売り上げ・利益・利益率などについても自分の肌で学べます。
将来経営に関わるような仕事をしたい方には特におすすめです。
一生モノの趣味を見つける
大学生のうちに色々なものを経験して、一生モノの趣味を見つけましょう。
そうすることで、社会人になった後の人生をより豊かなものにできます。
プログラムの知識を身に着ける
プログラムの知識があれば、単純作業の仕事を自動化できます。
私も自作プログラムで提携作業の自動化をしていますが、そのおかげで業務効率が上がっています。
また、ちょっとしたアイデアをすぐに形にできるのも良い点です。本当に優れたプログラムであれば、そこからお金を生み出すことも可能です。
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