本当に他人にやさしい人の特徴と見分け方5選を分かりやすく解説します

本当の意味で「他人に優しい人」はあまりいません。

どちらかというと優しく見えるだけの人が多いです。

皆さんも実感しているのではないでしょうか?

では、どのような人が本当に他人にやさしい人なのでしょうか?

そこで、今回は「本当に他人にやさしい人の特徴と見分け方5選」について解説いたします。

「優しい」の辞書的定義

「優しい」の定義を辞書で調べると、次のようにありました。

様々な意味がありますが、一般的に用いられる「優しい」は②の意味です。

①穏やかで好ましい。おとなしくて好感がもてる。 「気立ての-・い女の子」
②思いやりがあって親切だ。心が温かい。 「 - ・い心づかい」
③上品で美しい。優美だ。 「 - ・い物腰の婦人」
引用:三省堂 大辞林第三版
 
※一部の引用箇所を赤色で強調しています。

本当に他人に優しい人の特徴と見分け方

必要なら厳しい指摘をする

本当に優しい人は、言いたくないことでも、改善するべき点を指摘します。

これは、親御さんが自分の子供に厳しく躾をすることからも分かります。

逆に、波風を立てたくないか、穏やかに対応することは偽りの優しさです。

もちろん、処世術の一つであるので否定はしませんが…

以上からも分かるように、本当に優しい人は必要に応じて厳しく指摘できる人です。

逆に、波風を立てない穏やかでいる人は表面的な優しさだけのこともあります。

何事も表面だけで判断しないように注意しましょう。

自分が苦しい時でも人を助ける

自分自身に余裕があれば、優しくない人でも打算的に人を助けられます。

しかし、自分が苦しい時はどうでしょうか?

普通の人なら思いやる余裕がなくなり、冷たくなります。

しかし、本当に優しい人は違います。

自分が苦しい時でも人に救いの手を差し伸べられます。

私も自分に余裕がある時は人の手助けをできる自信があります。

苦しい時はどう?と聞かれると答えに窮してしまいます。

自分も大変なのに他人を思いやれる人は素晴らしい人なので、大切にすると良いです。

このように、本当に優しい人は自分の置かれた状況に関係なく手助け出来ます。

人の成功を喜べる

本当に優しい人は、人の成功を心から喜ぶことができます。

普通の人にはなかなかできません。どうしても、妬みや僻みの気持ちが出てきますからね。

確かに、私自身も人の成功を素直に喜べない時があります。それが良くないとはわかっているんですけど、やはり嫉妬することはあります。

逆に、人の失敗に寄り添える人は意外に多くいらっしゃいます。

それは、相対的に自尊心を満たすことが出来るからかもしれません。要は、他人の不幸は蜜の味というわけです。

一方で、他人に本当に優しい人は失敗に寄り添うだけでなく、成功を自分事のように喜べます。

誰にも分け隔てなく接する

本当にやさしい人は、偏見に惑わされず誰にも分け隔てなく接することが出来ます。

例としては、学校や職場にいる嫌われている人やいじめを受けている人に救いの手を差し伸べる人が挙げられます。また、社会的地位に関係なく丁寧に応対する人も挙げられるでしょう。

このように、社会における利害関係・強弱関係を乗り越えて、平等に接する人は心が温かく優しい人です。

なかなかなれるものではありませんが、目指してみるのも良いかと思います。

良い意味で利己的

矛盾しているようですが、優しい人は良い意味で利己的です。

その理由は思いやり自体に喜びを感じているからです。

言い換えると、自分のために人に親切にしているということです。

見返りを求めない親切ってこのような心の動きから生まれるものです。そして、これこそが真のやさしさなのではないか?と考えています。

次の記事で紹介しているように、利他主義よりも利己主義の方が持続性があります。

確かに、利他ばかりを追い求めていては疲れてしまいますもんね。

当然のことですが、本当に優しい人は常に親切ですよね?つまり、持続性があるわけです。

「利他主義」と「利己主義」の意味と違い、そこから見える本質を考える

このように、本当に優しい人は人に与えること・施すことに喜びを感じられる人なのです。

まとめ

今回は本当に優しい人の特徴と見分け方5選についてご紹介しました。

それでは、最後にもう一度振り返りたいと思います。

  1. 必要なら厳しい指摘をする
  2. 自分が苦しい時でも人を助ける
  3. 人の成功を喜べる
  4. 誰にも分け隔てなく接する
  5. 良い意味で利己的(施しに喜びを感じる)

類は友を呼ぶとあるように、人は同じ性質の人と引き合います。

優しい人を見分けるのも大切ですが、自分自身が優しくなることも大切です。

みなさんも一日に一度くらいは人に優しくしてみてはいかがでしょうか?