家庭用アイロンをスノーボードのホットワックス用に改造した

スノーボード

そろそろ、ウィンタースポーツの季節ですなぁ(๑´ㅂ`๑)そろそろメンテナンスをしなきゃなって方も多いと思います。ボクは4年ほど前から今に至るまで改造した家庭用アイロンを使ってホットワックスをしています。ブログも始めたことだし、そういう記事の需要もあるかもしれないと感じたので今回記事化してみました。

改造の動機

4年前にホットワックスが大事という話を経験者から聞いて、そろそろ自分でも本格的にやろうかなと思い始めたんですよね。アマゾンでホットワックス用のアイロンを調査してみると、安いものだと5000円程度で売られていました。買っても良かったんだけど、学生の身からすると5000円って結構つらいんだよね…その他にも揃えなければいけない道具もあるし。トータルの出費で考えれば、15000円は覚悟しておく必要がありました。

そんなこんなで、買うかどうかで迷っている時に、要らなくなった家庭用アイロンが押入れの中から出てきました。その時に、家庭用アイロンが使えるんじゃないかと思ったわけです。そもそも、家庭用アイロンとホットワックス用アイロンの違いなんて、温める対象が異なるだけですからね( ゚∀゚)

ワックスについて

ワックスの役割

滑走性の向上

ワックスを塗る最大の理由。雪面と板の間に生じる摩擦力を軽減してくれます。ワックスを塗った板と塗っていない板で比較すれば、滑り具合に大きな違いが生じるのが初心者でも分かります。

滑走面の保護

ソールの素材はポリエチレンです。プラスチックも酸化による劣化が生じます。ワックスをしていない場合、ソールが保護されず、毛羽立ちます。毛羽立つとその分酸素に触れる表面積が増加し、より劣化を促進してしまいます。

中学校の時、スチールウールの燃焼実験をしませんでしたか?あのように、空気に触れる表面積が大きいと急激に酸化してしまいます。

ワックスの種類

  • 固形ワックス
    長持ちするワックス。値段も極めて安価。ただし、塗る作業がめんどくさい。

     

  • スプレーワックス
    はがれやすく、持続性もあまりありません。そのため、維持コストも高いです。入念に塗っても数回滑り終えれば全部剥がれます。ただし、塗る作業は非常に簡単です。

以上のことから分かるように、固形ワックスでなければ、滑走性の向上も滑走面の保護も一時的なものになってしまいます…ボクも初めはスプレーワックスを使用していたけど、すぐにソールが真っ白(ベースバーン)になってしまいました。それから、固形ワックスに乗り換えましたが一度もソールは真っ白にならなくなりました。

家庭用アイロンでホットワックス

準備編(コーティングをはがす)

まずは、サンドペーパー(粗目)でガリガリとフッ素コーティングを削りとっていきます。(削り取る前の写真はありません…)すると、写真のように真っ黒だった面が光沢をもった金属面に変わりました。スチームの部分はコーティング材がのこっていますが、板には直接触れないので気にしない気にしない( ゚∀゚)

ものの数分であっけなく削り取れました。黒い粉がいっぱい出てくるので、作業は玄関先ですることをお勧めします。あとは、水を含ませたウエスで粉をふき取って準備完了。

実際に使ってみた編

準備はこんな感じ。左から、サンドペーパー(用済み)・ワックス・ワクシングペーパー・アイロンです。

とりあえず、ワックスにアイロンを当てて溶かして、ぽたぽたと板の上に垂らします。

そして、ワクシングペーパーを置き、上から改造した家庭用アイロンを載せます。

あとは、アイロンを動かすだけ。(*・_・)ノ⊇~~

(*・_・)ノ⊇~~(*・_・)ノ⊇~~

しっかりとワックスがソールがスベスベになりました!

本当はこの後にスクレイピング(余分なワックスを削り取る作業)が必要なのですが、ボクはやりません。それは、めんどくさい作業の割にリターンをあまり感じられないからです。数回滑ったら余分なワックスなんて雪面との摩擦で全部落ちるし。

そもそも、ベースバーンが生じるということは、プラスチックが傷つくほど雪は硬いということを意味します。そう考えると、雪面は天然のやすりと言えるのでは?つまり、わざわざ事前に削っておく必要がないということになります。

だから、スクレイピングをしない( -`ω-)

ただし、フカフカの新雪を滑るときは、スクレイピングをしてもいいかもしれません。6時間ほど滑った後もソールを爪でこすったらワックスが剥がれてきましたしね。使用頻度の高いエッジ部のワックスは綺麗に剥がれていたので、あまり問題はないと思いますが…ちなみに、ザラメ雪の時は放っておいても綺麗に自然とスクレイピングされますよ。

もちろん、コンマ数秒を争うような大会に出場される方がこんなやり方をしていてはダメだと思いますが、ボクを含めた大半の人は遊び(レジャー)でやっていると思うんであまり問題はないかと…

まとめ

かかった総額(1671円)

家庭用アイロン:0円
サンドペーパー:108円
ワックス:864円
ワクシングペーパー:699円
合計:1671円

感想

想像よりも簡単に家庭用アイロンをホットワックス用アイロンに改造できました。実際にかかった金額は1671円で当初の予算(15000円)の約10分の1に節約できました。4年目に突入しましたが、追加で道具の購入はしていないので、ランニングコストは0円となっています。本記事を読んで、自分もやりたいと思った方は是非やってみてくださいね。もちろん、自己責任ですが…(๑´ڡ`๑)