すぐやる人はうまくいく?即行動の意外なデメリットについて考えてみた

人間関係・自己啓発

SNS界隈なんかでは、耳にタコができるほど声高に叫ばれているのが、すぐやることの重要性。でも、正しく理解しておかないと、痛い目に遭うことも

落とし穴にはまらないように、すぐやることのメリットとデメリットをしっかりと把握しておきましょうね。

 


すぐやることの重要性

世間では、自己啓発的な分野において、「すぐやる人はうまくいく」なんて言葉がもてはやされたりしています。ある意味ではそれはその通りです。

以前「とりあえずやってみる精神のメリット・デメリット」の記事でもお伝えしましたが、行動する人は成功する可能性が高まります。特に、何かを変えたいと思っているのに、手をこまねいて何も行動しないというのではお話になりませんから。

「とりあえずやってみる精神」のメリットとデメリットについて語りつくす

そして、下手な鉄砲数打ちゃ当たるってわけでもありませんが、チャンスは再び訪れるとは限りませんからね。その時がチャンスであったかどうかも後にならないとわからないというのも、厄介なんです。だから、とりあえずやってみることで、チャンスを逃さないということは言えると思います。

あるいは、秀でた人たちは、決断が早いという話もよく聞きますね。10秒で決断することも、3時間もかけて決断することも、ほとんど(80%ほどが)結論は変わらないんて話も見かけます(出典によっては、数字は異なりますが)。

どうやら、すぐやることは、決断にかける時間的にも、機会損失的にも、コスパが良いと言えるのかもしれません。

例えば、ブログを書くこともそうです。アメブロにするか、はてなブログにするか、ワードプレスにするか…いろんな選択肢があると思います。

もちろん、下調べすることで、自分の目指すブログ像によっては、最適化できるでしょうが、ただブログを書きたいだけなら、とりあえずやってみれば良いのです。不都合が生じれば、そこで修正していけば良いのだから。

部屋の掃除なんかにも当てはまりそうですね。片付けなきゃいけないことはわかってる…でも後回しについてしてしまう。結局、なかなか片付けことができない。

これも、とりあえずやってみれば良いでしょう。いざ、やり始めると人間てそれなりにやっていけるものです。だから、実際に行動に移すのが大事なんです。

 


すぐやることのデメリット

明らかにリスクが高いもの

すぐやることが重要であることは間違いありません。しかし、それも時と場合によります。すぐにやることには、 致命的な損失を負いかねないという大きなデメリットもあるのです。

「すぐやることが成功に繋がる」ということは「成功に繋げる人が皆、すぐにやっている」というわけではありません。成功に繋げている人間でも、すぐにやらずに、「じっくり考えて」積み上げてきた人間もいるのです。ここのところが誤解を生みやすいポイントだと思います。

そして、「すぐやること」が、全て成功に繋がっているわけでもありません。もちろん、行動をおこさなければ何も始まらないということは事実ですが、何でもかんでもすぐにやってみれば良いかというと、そうではないのです。

すぐにやるべきことはあります。上の例に挙げたように、掃除をするとか、ブログを始めてみるとか。そういったことはすぐに始めるべきだと思います。しかし、それは試行錯誤ができる分野に限られます。つまり、 失敗しても致命的な損失に繋がらないことが重要なのです。

とりあえずやってみることと同様、すぐにやってみることでも、リスクの高いものについては、オススメできません

会社勤めから独立するという目標を設定したとして、「すぐに独立しよう」とはなりませんよね?考えもなしに安定した収入を断ち、独立するのはあまりにもリスキーですから。

 

安全かどうか判断できないもの

また、よくわからないものについても同じことが言えます。よくわからないとは、 そのものについてくるリスクが判断できないことを言います。どんな分野でも、初心者が特に注意すべき点がこれです。

山で遭難したとしましょう。お腹が空いているからといって、生えているキノコを手当たり次第に食べたりしますか?しませんよね?なぜなら、ものによっては、致命的な毒を含んでいる可能性があるからです。

キノコについて知っていれば問題ありません。しかし、そうでないなら、取り敢えず食べてみるという行為は軽率としか言えませんね。これは、ビジネスや副業を含む情報全般についても言えることです。

例えば、何かの商材を勧められたり、ビジネスに誘われたとします。初期費用が50万円かかるとしましょう。それが自分の生活にとって、失っても構わないような額でしたら、さしたる問題はありません。

しかし、生活費を切り詰めてまで、または借金をしてまで捻出しなければならないとしたら、「すぐにやる」というのはあまりオススメできません。さらに、費用や時間帯がより求められる可能があるならなおさらです。

「すぐにやる」ということは「あまり考えもせずやること」に繋がる傾向があります。言い換えれば、猪突猛進になりやすいということです。

リスクがわからないことに関しては、きちんとリスクを把握してから、行動に移す必要があります。それができない場合、どのようなリスクがありうるか?ということをしっかりと考えてから行動に移した方が良いでしょう。

 


まとめ

次の点から、すぐやることが重要であることは間違いありません。

  1. いったん始めてしまえば、それなりに行動を習慣化できる
  2. 機会損失が減らせる(同じようなチャンスが2度訪れる保証は一切ないから)。

    「部屋の片付けがなかなかできない」、「ブログの記事を書こうと思っても、つい怠けてしまう」ということに関しては、すぐに行動を起こすべきでしょう。

    しかし、それも時と場合によります。次の場合には注意が必要です。

  3. 明らかにリスクが高い場合
  4. よくわからないものに関する場合

こういう時は、しっかりと考えて行動するか、場合によっては「やらない」という選択肢を取ることも重要です。

つまり、大事なのは〈①と②〉並びに〈③と④〉とのバランス感覚ということです。何もしなければ始まらないし、かと言って何にでも手を出せば致命的なヤケドを負うことにもなりかねません。

特に、新しい物事に取りかかろうとする初心者にとっては、③及び④における判断ができない場合もあります。ですから、「すぐにやるべきこと」がどういう類のものなのかを、日頃から考えておくことが大切なんですね。

そうして、成功するために、「すぐやるべきこと」と「しっかり考えてからやるべきこと」をきちんと区別した上で、行動するよう心がけて下さい。

by    tetsu