スキーヤー・ボーダー必見!スキー場の天気予報サイト4選

はじめに

今年でスノーボード歴も6年となります。大して上手くもありませんが、スノーボードへの熱意はだれにも負けません!というわけで、スキー場に行く際に私が確認する天気予報サイトを紹介します。

天気の重要性

友人や後輩からスノーボードに連れてってくれと言われることがよくありました。僕としても行く仲間が増えるのは嬉しいので精一杯おもてなしをしているつもりなのですが、「もうスノーボードはいらない」となることが良くあります。もちろん、ボクの人格的な問題も多少はあるんでしょうけど、やっぱり一番の問題は天候だと思います。

日常生活でさえ、良い天気だといい気分になりますし、悪い天気だと悪い気分になりますよね?スキー場に行けば、その振れ幅は何倍にもなります。天気が良ければそれはもう素晴らしい絶景となりますし、天気が悪ければ(特に猛吹雪の時とか)遭難している気分になってしまいます。初心者であれば、さらにその振れ幅は何倍にもなるでしょう。それは、僕自身が強く実感しています。

やはり、晴れた山頂からの景色を初めて見た時の感動は今も忘れていません。あの時は「スキー場に来てよかったなぁ」と思いましたね。まあ、ボクのボード初体験の時は猛吹雪でしたけどね…吹雪でバーン(雪面)は硬いし、見えないしでそれはもう大変でした。結局、硬い雪面のところで派手に転んで、手を痛めリタイアしたという苦い経験があります。

あの時二度とスキー場には行かないと心に誓いました。

なお、数週間でその誓いは脆くも崩れ去り、先輩に半強制的(高速代兼ガソリン代割り勘要員)としてしょっ引かれることになりました。結果としては、それがボクにとって大きな転換点になりました。雄大な景色とフカフカの新雪。その時に「スノーボードって案外楽しいやん?」と思いました。それから、毎年雪山に通うことはや5年、完全なスノボちゃんに変身しました。

少々長くなりましたが、ここで言いたいことはこれだけです。

天候は大事!特に初心者!

天気サイト4選

このサイトの利点は2つです。

面白いし、勉強になる

気象会社や東京の放送局で天気予報番組を紹介していた経験もある「天気予報士」のブログです。少し難しい部分もあるけれど、きちんとそれを解説してくれています。単に予想結果を示すだけでなく、そのように予想をした根拠もしっかりと提示してくれるから勉強にもなるし、なんといっても面白い。「考える」ための良質な知識を教えてくれる非常に良いサイトだと思います。

寒波の度合が分かりやすい

次の寒気がいつごろにどれくらいの強さで襲来するのかということを一般的な天気予報よりもかなり早く・詳しく教えてくれます。それゆえに、旅行の予定も立てやすいです。当たり前の話ですが、寒気って強すぎる(都会でも雪が降るくらい)時はあまりスキー場には行くべきではありません。リフトも止まるわ、高速道路も止まるわで大変なことになります。最悪の場合、立ち往生なんてことになりかねません。そういう可能性についても、きっちりと教えてくれるから勉強になります。

GPV気象予報・SCW

どちらも、同じデータを基にしている気象予報サイトです。GPV気象予報の進化版がSCWとなっています。しかし、なぜかPCでの操作性はGPVのほうが良いです。あくまで、個人的な意見だけどね…一方で、SCWはスマホ画面に対応しています。だから、スマホで見るときはSCWのほうがおすすめです。

この両サイトの利点は3つです。

1つ目は長期的な気象予報が行われていることです。最長264時間(11日間)の予報まで確認することが出来ます。それゆえ、旅行の計画も立てやすいです。もちろん、予報が外れることもあるが、天気の傾向をつかむには十分役に立つと思います。

2つ目は雨雪判断があること。どちらかというと、こっちが本命かな。雨か雪でスキー場でのテンションがかなり変わりますからね。雪なら万々歳。(まあ、湿り雪だけど雨に比べたらね…)小雨ならまあ許せなくもないが、大雨が降ろうものならスキー・スノーボードどころではなくなってしまうし…それに、必要な持ち物も変わります。雨の時に防水スプレーがないと大変なことになりますからね。

3つ目は風の強さと風向の予想があること。風向と斜面の関係は重要だと思っています。例えば、西よりから強い風が来る場合、吹雪かない斜面は東斜面となります。逆に、西斜面はめっちゃ吹雪きます。というように、山の風下になるスキー場を選ぶことも重要です。特に初心者はね!それに、防寒のレベルを決定するのにも役立ちます。風が強ければ、グッと体感気温が下がりますしね。だから、しっかりと風の強さと風向はチェックしておきましょう。

SNOW FORECAST

名前から推測できるように海外のサイトです。一応、日本語訳もありますが、まあまあ怪しいです。このサイトの利点は二つあります。

高度別の気温予報があること。特に、大規模なスキー場に行く場合、トップ(頂上)とボトム(山麓)で大きく気温が異なります。だから、下界は雨でも山頂は雪ってこともざらにあります。やっぱり、ある程度スキーやスノーボードをしていると雪質を求めたくなるものです。その点において、やはりトップ(頂上)の気温をしっかりと予測してくれることはかなりありがたいことではないでしょうか。

凍結高度の予報があること。凍結高度とは、その名の通り水が凍結するときの標高を意味します。雪質の種類にもいくつか種類があることをご存じでしょうか?大きく分ければ、乾雪(パウダースノー)、湿雪、アイスバーンがあります。当たり前のコトだがこれらの雪質は凍結高度と大きく関係しています。

例えば、一日中0度を下回っていれば、雪は溶けることはありません。それゆえ、乾いた雪の状態が維持されるわけです。まぁ、本物のパウダースノーになるためにはもっと気温が低くなければならないからめったにお目にかかれないんだけどね。

一方で、昼間の温度が5度で、夜の気温が-5度だったとします。すると昼間に雪が溶け、夜には再び溶けた雪がガチガチに凍結します。こうやってアイスバーンが出来ていきます。というように、0度というのは雪によって重要な値なのです。(当たり前だけど)

つまり、凍結高度が分かれば、どこのスキー場のどのゲレンデで遊ぼうと考えることができるわけです。まあ、そこまで雪質にこだわる人はあまりいないだろうけど…

スキー&スノボチャンネル

ウェザーニュースのスキー場の天気総合サイトです。独断と偏見に満ちてはいるが、紹介したサイトの中ではもっともこのサイトが一番見やすいと思います。

スキー場の検索が簡単

高速道路別・エリア別・滑走状況別でスキー場の検索ができるのは素晴らしいです。ボクもスキー場を選ぶときに参考にしています。

天気予報が一時間単位

天気予報が一時間単位で分かるのはさすが天気予報会社のウェザーニュースと言えるでしょう。ただ、その天気予報には2つクセがあると感じています。1つ目は気温に関してです。ちょっと気温を低めに盛るクセがあります。今日の気温はマイナスかなと思ってもプラスの気温であった経験が多々あります。逆はあんまりないけれどね。2つ目は暴風雪に関してです。寒波が来ると決まって暴風雪マークが出ますが、ゲレンデに行くと全く吹雪いていないってことが良くあります。だから、暴風雪マークはあまり気にしなくてもよいかもしれませんね。

上記で言及した癖は個人の経験則ですので、その点はご留意ください。

まとめ

当たり前のことですが、スキー・スノーボードほど天候の影響をもろに受けるスポーツはありません。だからこそ、しっかりと天気予報の調査は行いましょう。(特に初心者は!)ほんとに、初めてのスキースノボーで猛吹雪に巻き込まれるとすぐに帰りたくなっちゃいますから!(実体験済み)

ちなみに僕は上記のサイトをフル活用して下記の画像のように素晴らしい天候下で、スノーボードを楽しむことが出来ました。あれはむちゃむちゃ気持ちよかったなぁ。もともとこの日は家でまったりする予定だったんだけどね。あまりにも好条件すぎたので一人でふらっと行ってしまいましたよ(๑¯ω¯๑)