グランスノー奥伊吹は、滋賀県で最も大きなスキー場で、岐阜県との県境にあります。
アクセス路もびわ湖バレイ・箱館山と異なり、山道部分が多く、大雪時にはFFスタッドレスで登坂できないこともあります。
実際、公式のFAQでもスタッドレスとチェーンの準備をお願いしています。
早朝から除雪作業、凍結防止剤の散布を行っておりますが、道路状況は、天候により、毎日、時間帯によっても変わりますので、スタッドレスタイヤかタイヤチェーンのどちらかをご準備ください。また、タイヤチェーンは早めの装着をお願いします。
引用:グランスノー奥伊吹
以上から分かるように、グランスノー奥伊吹に車でアクセスするのは基本的にNGです。ただし、気温が高い・1週間降雪がないなどの条件下では、ノーマルでのアクセス可能です。
そこで、今回は奥伊吹にノーマルでアクセス可能か判断するための方法についてご紹介します。
目次
奥伊吹はノーマルタイヤで本当にOK?
ライブカメラ
滋賀県の国道ライブカメラを活用しましょう。長久寺で積雪があれば、間違いなくNGです。
名神高速道路でチェーン規制がかかっている時ももちろんNGです。
駐車場に積雪があってもNGです。奥伊吹の駐車場は傾斜している部分が多く、側溝にガードレールもありません。スリップしたら大変なことになるので、駐車場の状況も必ず確認しましょう。
この全てにおいて、問題がなければ「ノーマルタイヤでのアクセスが出来るかも」という状態です。
時期・時間帯
3月ごろになると気温が上がり始めます。しかし、早朝は放射冷却現象で道路が凍結します。
そのため、安全のためにアクセスの時間帯を遅めにずらすと良いです。ツイッター等を活用して当日の路面状況を確認できれば、より安心ですしね。
また、帰宅のタイミングも重要です。夕方になると気温がグッと下がるので、早めの帰宅も大切です。
逆に、ハイシーズン(12月~2月)でのノーマルアクセスは至難です。運が良ければ、ノーマルでアクセスできる場合もありますが、天候等の相談になるのでかなりのギャンブルになります。
ノーマルタイヤであれば、びわ湖バレイ・箱館山がアクセス難易度が低くおススメですよ。
天気予報
まず、3~4日前から降雪がなく、当日も降雪の予報がないことが条件です。また、気温も比較的高く推移していることを確認します。そして、降ってきても雪じゃなくて雨という状態が理想です。
ここからも分かるように、ノーマルタイヤでアクセスできるタイミングは、ハイシーズン中であればなかなかレアです。一方で、春スキーが始まる3月以降はノーマルタイヤで十分アクセス可能です。
どうしてもノーマルで行きたい場合は?
基本的に、タイヤチェーンがあれば、何とかなります。
奥伊吹に行く場合は、積雪箇所がとびとびであることが多いです。そのため、ある程度の強度がある樹脂製のチェーンを選びましょう。20000円程度なので、保険として必ず持っておきましょう。
少し高いですが、日本製の商品がおすすめですよ。安物のノーブランド品の口コミで分かるように強度面に問題があるので、購入しないようにしておきましょう。
チェーンは高すぎるから手が出ないという方は、スプレーチェーンを購入すると良いでしょう。雪のある場所に冬装備なしで危険ですから、最低限の道具は用意しておくようにしましょう。
まとめ
奥伊吹は基本的にノーマルタイヤ不可ですが、春スキーシーズンになれば、比較的OKです。
もちろん、チェーンを購入すれば全く問題ありませんけどね。
どうしても、ノーマルのみでスキー場に行きたい場合は、びわこバレイ・箱館山にしましょう。
上の二つのスキー場なら、ハイシーズンの時期でもノーマルアクセス可能です。
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