DESC法を応用しためんどくさい飲み会を断る方法が便利すぎる話

役立つ知識

社会人になると、めんどくさい飲み会が増えます。半強制的に仕事を定時で終わらされ、無給でおじさん達にお酌をしなければなりません。文字に起こすだけでも嫌な気分になってしまいますよね。

DESC法さえ知っていれば、そんなめんどくさい飲み会を断りやすくなります。もちろん、全ての飲み会を断ることが出来るわけではありませんが、飲み会に参加する頻度が半分になるだけでも楽になると思いませんか?

DESC法とは?

DESC法はあらゆる交渉に適用できるテンプレートと考えればよいです。Dはdescribe(事実を描写する)、Eはexpress(気持ちを表現する)、Sはsuggest(代替案を提案する)、Cはconsequence(結果・結論を確認する)をそれぞれ意味します。

DESC法の流れを簡単に説明します。まず、D(describe)で自分の置かれている状況客観的に相手に伝えます。次に、E(express)で自分の気持ち・考えを表現します。もちろん、このEの部分は主観的な表現で構いません。その後、S(suggest)で代替案・譲歩案を示します。そして、最後のC(consequence)で結果・結論を確認します。

DESK法で考える飲み会の断り方

D:事実を描写するor事実を作る

飲み会を断るためには、誰しもが納得する客観的事実を述べる必要があります。そういった事実があれば、その事実を述べるだけで大抵の飲み会を断ることができます。そりゃ、本当に無理であれば、簡単に断れますもんね。

しかし、毎回そう上手く事実が転がっていません。ですので、時には事実を作る必要があるわけです。そういう場合は、飲み会を誘いたがる人になりきって、その人の目線から作った事実に問題がないか次のような感じでチェックしましょう。

  • 飲み会に参加できない。(なぜ?)
  • 夜に予定があるから。(どんな予定?)
  • 納期が迫った仕事があるから。子供の誕生日だから。親孝行でご飯に行く予定だから。学生時代の友人と10年ぶりに会うから。彼女・彼氏との記念日だから。

E:しっかり、自分の気持ちを伝えよう

飲み会を断るために客観的な事実を述べた後は、どうしても飲み会より優先したいことを気持ちを込めて伝えましょう。ここでは、感情を入れて相手に共感してもらうことが重要です。それが、E(表現する)の段階での目的ですからね。

もちろん、深い共感を得るためには、感情を込めるだけでなく、精緻な事実描写も重要です。そうじゃないと、いくら感情をこめても理解・共感してもらえませんもんね。ですので、Dの(事実を描写する)部分をしっかり説明してから、Eの(気持ちの表現)部分を説明するように心がけましょう。

S:代替案・譲歩案を提示する

Dで客観的事実を描写し、Eで自分の気持ちを伝えられれば、9割方OKです。次に行うことは、断った後の印象を良くするためのS(代替案の提示)です。今までの段階で行ってきたことは要求です。誰しも要求ばかりされると不満がたまります。ですので、それを回避するためにこちら側も譲歩をするわけです。

一般的な譲歩の例としては、「次回の飲み会には参加する」や「お金だけ出す」や「飲み会を途中退席する」などが挙げられるでしょう。このような対応をとることにより、相手側も「無理をさせて悪いな…」という感情が芽生えます。そうすると、今後のコミュニケーションも円滑に行えるわけです。

C:結果・結論を提示する

最後に、欠席の理由と譲歩案(結果)を簡潔にまとめて話を終わらせます。断りの連絡を飲み会参加者全員にすることはほとんどないと思います。そのため、多くの参加者は自身の欠席を話伝いに聞くことになります。ですので、欠席を連絡した人に自分が欠席した理由を代弁してもらう必要があるわけです。

だから、最後に欠席の理由と譲歩案(結果)を説明するようにしましょう。

まとめ

飲み会の断り方の流れは次の通りです。

  • describe(事実を描写する)
    自分の置かれている現状を客観的に説明しましょう。ここでの説明がしっかりしていれば、次のexpressの時により共感を得やすくなります。

  • express(感情を表現する)
    感情を相手に伝えて、相手の共感を誘いましょう。

  • suggest(譲歩案を提示する)
    自分の要求のみを伝えるだけでは、相手にも不満がたまります。ですので、譲歩案を用意しておきましょう。そうすれば、相手にも納得してもらい易くなります。
  • consequence(結果を伝える)
    最後に話し合いの結果・結論を伝えて、再確認するとともに相手に理解を深めてもらいましょう。