承認欲求がない人は楽に生きられる?その特徴とメリットから理由を解説

人には他者に認められたいという承認欲求があります。

しかし、その強弱は人によって異なります。

中には、承認欲求がほとんどない方もいます。

私自身もそのようなタイプですが、やはり生きやすいという実感があります。

この記事を見て分かること
・承認欲求の意味
・承認欲がない人の特徴
・承認欲がないことのメリット

承認欲求の定義とは?

まずは、言葉の定義から考えたいと思います。

Wikipediaでは次のように定義されています。

承認欲求(しょうにんよっきゅう)とは、「他者から認められたい、自分を価値ある存在として認めたい」という欲求であり、「尊敬・自尊の欲求」とも呼ばれる。

引用:「承認欲求」2020年3月7日 (土) 02:17UTCの版 Wikipedia日本語版
(一部を赤字で強調しています)

また、次のように承認欲求は、大きく2つに分類できます。

  1. 他者承認欲求
    他人から認められたい欲求を意味します。
  2. 自己承認欲求
    自分自身が価値のある存在だと認めたい欲求を意味します。

世間一般で言われる承認欲求は①他者からの承認です。

一方で、②自己承認については、その人の心の問題なので、他人から見えにくいです。

ですから、承認欲求のない人とは、他者から認められたい欲求が少ない人を指します。

承認欲求がない人の特徴

人に依存しない

承認欲求がない人は自己完結しています。

要は、自分自身のことを十分に認められています。

ですから、他者の承認を欲する必要性は小さくなります。

もちろん、ゼロになるわけではありませんが、周囲からは承認欲求がないように思われます。

人に評価を求める必要がなくなるので、他人に対して精神的に依存することもなくなります。

人に搾取されずらい

承認欲求の強い人は、評価・承認を得るために行動します。

経営層からみれば、これはありがたい性質です。

なぜなら、お金を使わずに働かせることができるからです。

そのため、承認欲の強い人は利用されやすい傾向にあります。

一方で、承認が弱い人は評価や承認にあまり興味がありません。

ですから、淡々と業務に励むことができ、ストレスなく仕事をこなせます。

承認欲求がない人のメリット

では、具体的に承認欲求がない人にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

ブレにくくなる

人の評価を意識しすぎると、上司や部下の評価が気になるから自分の意見を曲げたり、家族・友達・恋人の評価を優先するあまりに自分の考えを通せなくなります。

つまり、ブレやすくなるわけです。

一方で、承認欲求がない人は他者の評価を求めません。

人の評価に必要以上に左右されないというメリットがあるわけです。

そのため、人からの評価を気にせずに、自分の基準をもって判断できます。

以上のことから、自分の芯をずらさないブレない人なるわけです。

人間関係が楽になる

承認欲求がない人には、人間関係が楽になるというメリットがあります。

承認欲求が強い人は、人に承認してもらえるためなら、自分が嫌だと思う行動をとります。

つまり、評価が第一義となり、自分の考えや気持ちは第二となる時があるわけです。

場合によっては、知らぬうちに人間関係の悩みを抱えてしまうことになります。

一方で、承認欲求はない人は積極的に承認してもらいたいとは考えていません。

結果的に評価されたらいいや程度しか考えていません。

そうすると、人の評価を気にして自分の意見を曲げる必要性が無くなります。

いい意味で自分のやりたいように行動することができるわけです。仕事上でのストレスも減るので、仕事自体も楽しくなります。

また、皮肉なことにそういう方のほうが評価を得やすい傾向にあります。

幸福を追求しやすい

承認欲求がない人は幸福を追求しやすくなります。

他人の評価ではなく、自分の価値観に従って生きられるからです。

つまり、人に縛られずに済むというわけです。

逆に、承認欲求が強ければ、常に周囲の目線や評価に気を配らなければなりません。そうすると、自分を抑える必要が生じ、精神的に疲労してしまいます。

ですから、承認欲求のない方は、自分軸にそった生き方をしやすくなります。

以上のことから、承認欲求がない人は幸福を追求しやすいといえます。

まとめ

承認欲求とは?

他者承認欲求自己承認欲求の二つに大別されます。

ただし、自己承認欲求は周囲から観察することはできません。

そのため、世間一般では他者承認欲求のことを承認欲求として捉えられています。

承認欲求のない人の特徴は?

人に依存しない点人に搾取されずらいなどが挙げられます。

一言で表すとマイペースな人とも言えます。

承認欲求のない人のメリットは?

承認欲求がない人は、他人の評価に一喜一憂しません。

それにより、次のようなメリットが得られます。

  • 軸がブレない
  • 人間関係が楽になる
  • 幸福を追求しやすい

ですから、他社からの承認欲求を持たない方が、気楽に人生を楽しめます。