すぐに何でも聞く人の心理とその対処方法4選を徹底解説

分からないことがあれば、人に聞く」のは当たり前のことです。

とはいえ、すぐに何でも聞かれると、イライラしてしまいます。自分の時間も奪われますしね。

「何も自分で調べてないのだろうなぁ」と感じる質問をされるとなおさらです。

そこで、すぐに何でも聞く人の心理とその対処方法3選を解説いたします。

何でもすぐに聞く人の心理

心配性な性格

心配性な方は、「間違っているかも?」という不安を感じやすいです。

そのため、すぐに周囲の人に助けを求めてしまうのです。その際に自分で調べることも少ないです。

場合によっては、1つのタスクを終えるまでに何度も質問してしまうこともありますね。

私の経験でも、仕事を振ったのに、その内容について質問され続けて疲れたことがあります。

完璧主義者

完璧主義の人は、完璧を求めるあまりに、人からの助言を求めすぎます。

例えば、発表資料の修正を過度に求めたり、一つ一つの作業手順に助言を求めたりなど。

このように、人に頼りすぎると、それが普通となり、いつまでたっても一人前になれません。

完璧主義者は、失敗を過度に恐れる傾向がありますが、失敗は必要です。失敗を成功に繋げるというマインドに変換することがとても重要です。

失敗を成功に繋げるために必要なこととは?「成功は失敗のもと」の本当の意味について

考える習慣がない

中には、自分で考える習慣がないため、すぐに人に質問する方もいます。

そういった方の思考回路は、「分からない」→「人に聞く」しかありません。

分からないから、自分で考えてみるネットで調べてみるというプロセスを持っていないのです。

このタイプは、自分で考える習慣を持たずに成長してきたケースが多く、教育にも多くの時間が必要になります。考える習慣とは、一朝一夕に身につくものではありませんからね。

何でもすぐに聞く人への対処法

ヒントを与えて調べさせる

すぐに聞く人は、自分で頭を使って考えるという習慣がありません。

しかし、いきなり何もないところから考えさせるのは大変です。

ですから、参考になる資料を送るなどヒントを与えて、考える習慣を身につけさせましょう。

自分で考えさせる

今の君ならできるから、自分で考えてやってほしいとストレートに伝えるのもアリです。

新入社員など経験の浅い方に、これをさせるのは厳しいです。

一方で、ある程度仕事がこなせる方には、あえて突き放して成長を促すのも必要だと思います。

質問の機会を限定する

何でもすぐに聞く人は、分からなくなってから人に聞くまでの時間が短いです。

つまり、不必要な質問を無意識にしているケースがあります。

この対策としては「質問の機会を限定する」ことがおススメです。

そうすることで、必要な質問はケアしつつ、不要な質問を減らせます。教える側の時間も減らせるので個人的にもおすすめです。

質問しにくい雰囲気を作る

あまり良い対策ではありませんが、質問しにくい雰囲気を作るのもありです。

そうすれば、なんでもすぐに聞く癖を改善できる可能性はあります。

優しくて聞きやすいと言われている方は、この方法がおすすめです。

ただし、必要な質問のケアもできなくなるので、諸刃の剣でもあります。

まとめ

すぐに人に聞く人は、一人前に成長できません。

なぜなら、自分で考えて、工夫して、行動する経験を積めないからです。

その過程で失敗もありますが、成長のためには失敗も必要です。

ですから、何でもすぐに聞く人は、ある程度矯正する必要があります。

最近では、「否定=悪」という風潮がありますが、時には否定も必要です。部下の指導法に困っている方は、次の記事を参考にすると良いです。

すぐに聞く人の心理
・心配性な性格
・完璧主義
・考える習慣がない
すぐに聞く人の心理
・ヒントを与える
・自分で考えさせる
・質問機会を限定させる
・質問しづらい雰囲気を作る