平成28年度の社会生活基本調査によると、日本の社会人(25歳~59歳)の平均勉強時間は7分から13分程度となっています。一週間での勉強量に換算すると、1時間ほどとなります。
このようにみると、「日本の社会人がいかに勉強していないか」が分かります。
これは大きなチャンスです。なぜなら、勉強するだけで周囲に勝てるからです。
そこで、今回は忙しい社会人が勉強・自己啓発をするための方法について解説いたします。
目次
通勤を勉強時間に変えよう
まず、通勤時間のスマホを辞めます。そして、本を読みます。
これは、電車通勤でしか使えませんが、効率的な時間の使い方です。
往復で60分電車に乗ると仮定すると、60分×5日で5時間も勉強時間を確保できます。
電車通勤でない方は、オーディオを利用して勉強をしましょう。
例えば、英語のリスニングなら車でも徒歩でも勉強可能です。
また、amazonのaudibleを活用するという手もあります。audibleとは本の朗読サービスのことです。
一か月間の無料体験も開催されているので、興味のある方はAudibleを試してみると良いでしょう。
寝る前の5分を勉強に充てよう
寝る直前に見ているものはなんですか?と聞けば、
多くの人はスマホの画面と答えます。
スマホを操作していると、10分程度なんてあっという間です。その内容も翌朝にはほとんど覚えていないことでしょう。寝る前のスマホ操作は睡眠時間を削るだけです。
ですから、就寝前はスマホではなく横になりながら勉強をしましょう。
寝ている間に記憶が整理されるので、暗記系の勉強がおススメですよ!
休日の朝は1時間勉強をしよう
休日は一日中休息モードという方も多いです。
しかし、休息ばかりでは逆に疲れてしまうこともあります。
そんな時におすすめなのが「朝勉」です。朝に勉強すると頭が目覚めますよ。
そうすると、一日を有意義に過ごしやすくなります。昼からは普通に出かけられますしね。
自己啓発と休日の充実を両立できる朝勉はおススメですよ!
スマホとテレビを見ない時間を作って本を読もう
なぜ、多くの人がスマホやテレビを見すぎてしまうのでしょうか?
その理由は楽だからです。
しかし、スマホやテレビを見ても勉強にはなりません。
しかし、本は違います。
読書をしている間は適度に頭を使います。良質な書籍からは小説でも、学びを得られます。
そして、何より読書は楽しいものです。
次の記事の第3位の部分におすすめの本(自己啓発以外)を紹介しています。
どの本もテーマ性のある良書ですよ。興味のある方は息抜きに読んでみてください。
生産的な趣味を持とう
生産的な趣味を持つのも良いです。生産的な趣味も勉強になります。
生産的な趣味とは、良質な人脈の形成、人間的な成長、金銭的な収入を伴う趣味と定義します。
「趣味にまで自己成長を求めなくても…」という方も多いと思いますが、趣味を自己成長に繋げられたら一石二鳥で素敵だと思いませんか?
ボランティア活動
人脈を形成できる趣味の例としては、ボランティア活動が挙げられます。
ボランティア活動で収入は得られませんが、心優しい人に出会えます。また、金銭や肩書きが介在しない人間関係を築けるのも嬉しいです。
心で繋がった人間関係を作れるのは大きなメリットですね。
教育関係のボランティアor副業
年を取るごとに重要となる能力は「人を教育する力」です。
「金を残すは三流、仕事を残すは二流、人を残すは一流」という名言があります。
これは、後藤新平さん(戦前日本の政治家・医者)の言葉です。
野村克也さんの言葉にも「財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すは上」となります。
これらから分かるように、人を育てるのは大切なことなのです。
教育関係のボランティアや副業をすれば、人を教育する能力を高められます。
副業であれば、金銭的な収入も得られますから一石二鳥とも言えますね。
まとめ
日本の社会人はとにかく忙しいです。
自己啓発の時間を取れないのはある意味当然です。
しかし、言い訳をしていても周囲の人を圧倒できません。ですから、何とかして時間を創造しないといけないわけです。
そこで、今回は忙しい社会人が勉強・自己啓発の時間を確保するための具体策についてご紹介しました。
皆様も本記事を参考にして勉強を始められたらいかがでしょうか?
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