いつも流行に乗り遅れる平成生まれのtamaです。もちろん、若者を中心に流行っているインスタやティックトック?も良やったことありませんし、paypayやapplepayなどのスマホ決済もやったことがありません。要は中身がおっさんなわけです。
そんな僕が久しぶりに流行を受け入れたのがタンブラーです。正直なところ、必要のないと思っていました。しかし、実際に使ってみるとあまりの使いやすさに驚きました。というわけで、今回はタンブラーの便利さについて熱弁したいと思います。
目次
タンブラーの強み(機能性編)
中身が冷めにくく、温まりにくい
一般的なタンブラーは真空構造を有しています。これが、タンブラーの冷めにくく、温まりにくいという強みに関係しています。
熱が伝わり方には、熱伝導・対流・熱放射の3つの種類があります。真空構造にすることで、物質の存在を必要とする熱伝導・対流による熱の移動を防ぐことが出来ます。そのため、内部の液体と外部の空気との熱のやり取りが少なくなり、冷めにくく温まりにくいという特性を発揮するわけです。
ここで、熱伝導・対流・熱放射の意味について軽く紹介しておきます。
熱伝導…物質中を熱が移動
例.直接火に触れていない鍋の取っ手が熱くなる。
対流…暖かい流体(気体・液体)と冷たい流体(気体・液体)が混ざることにより、熱が移動
例.冷水にお湯を注ぐと温度が上昇する。
熱放射…物質から出る電磁波(赤外線とか)による熱が移動
例.遠赤外線のヒーター(蛍光灯並んだ形をしたヒーター)の前にいるといつの間にか服が熱くなる。
結露しない
先ほども説明したように、タンブラーは真空構造を有しているため、熱が伝わりにくいです。そのため、中身の液体が冷たくても、タンブラーの外面部が冷たくなることはありません。外面部が冷たくならなければ、結露することもありません。
そのため、タンブラーの置き場所を考える必要もありません。マグカップやペットボトルなら紙の上なんかに置けませんから、この点も大きなメリットと言えるでしょう。
持つ部分が熱くならない
これも先ほどと同じです。タンブラーは熱が伝わりにくいので、中身の液体が熱くても、タンブラーの外面部が熱くなることはありません。
マグカップの場合、熱い液体を入れたら持てなくことがありますが、タンブラーならそのようなことを気にすることなく、熱いお茶やコーヒーを入れることが出来ます。この点もタンブラーの強みと言えます。
液体が漏れない
保温のためにしっかりとした蓋がついているので、液体が漏れ出すこともありません。そのため、容器を誤って倒してしまっても問題ありません。また、歩きながら飲み物を飲むこともできます。蓋がしっかりしているタンブラーなら歩いた時の揺れで中身が飛び出してしまう危険性もありませんからね。
タンブラーの強み(使い勝手編)
何を飲んでいるのかバレない
会社で水、お茶、コーヒー以外って結構飲みずらいですよね?やっぱり、周りの目もありますし…実際、フレーバーウォーター(無色透明の味付き水)がヒットしたのも、周りの人に何を飲んでいるのかバレないことが理由になっていると言われています。このように、多くの社会人は周りからの目を気にしているわけです。
ですが、タンブラーなら中が見えないので、何を飲んでいるのかバレません。極端な話、プロテインだって青汁だって周りの目を気にせずグビグビ飲めるわけです。そのため、周りの人の目をどうしても気にしてしまう人達にとっては非常に良い選択肢と言えるでしょう。
歩きながら飲める
会社までの通勤時間、学校までの通学時間の中に多くの人は徒歩の時間が入っているのではないでしょうか?
タンブラーならそういった時に歩きながら飲むことが出来るんです。これが意外にいいんですよね。なぜなら、忙しい朝の時短術として使えるからです。
僕は今まで朝の気付けの一杯(コーヒー)を家の中で飲んでいました。忙しい朝の身支度中にわざわざコーヒーを飲むための時間を設けていたわけです。そのため、時間がない時はコーヒーを味わう暇もなく飲み干してしまうこともしばしば…
そんな生活をタンブラーが変えてくれました。タンブラーによって、朝の通勤と朝の一杯を同時に行えるようになったんです。僕の場合はこれにより10分の時短を達成できました。朝の10分ってけっこう貴重ですよね?
というわけで、朝にコーヒーを欠かさない人や朝の身支度が慌ただしい人にはタンブラーをおすすめします。
タンブラーの選び方
ブランドで選ぶ
一番おすすめなのはやはり魔法瓶をコア製品とするサーモス・象印・タイガーなどのブランドです。それ以外にも、ハリオやドウシシャなどが有名なブランド(いずれも日本企業)が挙げられます。
安物買いの銭失いにならぬように、しっかりとしたブランドの製品を選びましょうね!
性能で選ぶ
性能評価に使用する保温・保冷効力は次のように定義されています。製品を比較する際に便利ですので、覚えておいて損はありませんよ。
(保温効力)室温20℃±2℃において、製品の中せん下端まで熱湯を満たし、縦置きにした状態で、湯温が95℃±1℃のときから一定時間(ステンレスボトル:24時間と6時間、ステンレスマグ:6時間と1時間)放置したときの湯の温度(保冷効力)室温20℃±2℃において、製品の中せん下端まで冷水を満たし、縦置きにした状態で、水温が4℃±1℃のときから6時間放置したときの水の温度引用:象印 よくある質問
一般的に、フタがある方が、容量が大きい方が性能が良くなる傾向にあります。
フタのあるなしで選ぶ
外出する際にタンブラーを持ち歩く人は、当然フタありのほうが良いでしょう。逆に、炭酸飲料を飲みたい人はフタなし農法が良いでしょう。密閉容器に炭酸水を入れたら危ないですからね…
このように、目的に応じて選ぶと後悔しない買い物が出来るでしょう。
容量で選ぶ
タンブラーの容量は大体200ml~500ml程度です。こちらも用途によって考えましょう。外出先で使用するのであれば、容量は多いほうがよいですし。家の中だけの使用なら容量が小さくても構いませんもんね。
おすすめのタンブラー
フタつきタンブラー
ドウシシャ
容器の容量は360mlです。
ドウシシャのこのタンブラーは非常に使い勝手が良いです。大手コンビニチェーンのコーヒーマシンにも対応しています(コンビニでコーヒーを直接ドリップできる)し、車のドリンクホルダーにも収納できますからね。
また、フタを閉めれば密閉容器にすることもできます。そのため、保温効力・保冷効力も十分にあって14℃以下なら6時間、77℃以上なら1時間となっています。
サーモス
容器の容量は480mlです。
サーモスのこのタンブラーは使い勝手に多少劣りますが、保温効力・保冷効力は抜群です。71℃以上なら6時間、9℃以下なら6時間となっています。さすが魔法瓶を強みとする会社だけあって性能は抜群ですね。
ハリオ(hario)
容器の容量は350mlです。デザインはドウシシャの製品とよく似ています。保温効力・保冷効力はそれなりで、73℃以上なら1時間、7℃以下なら1時間程度となっています。
フタなしタンブラー
象印
容器の容量は450mlとなっています。
保温効力は49℃以上一時間、保冷効力は7℃以下一時間です。さすがにフタがないため、フタつきのものと比べると低めになっています。一方で、入れられる飲み物に制限がなくなります。そりゃ、密閉容器に炭酸水を入れるのは危険ですもんね。
サーモス
容器の容量は350mlです。簡易的なフタが付属しているので、保温・保冷性能も良く、保温効力は67℃以上一時間、保冷効力は8℃以下一時間となっています。
外出時には使用しないから、本格的なフタは要らないけれど、保温保冷・埃防止のために簡易的なフタが欲しい方にはおすすめですね。
まとめ
タンブラーの利点は?
- 冷めにくく、温まりにくい
- 結露しない
- 持つ部分が熱くならない
- 液体が漏れない(フタありの場合)
- 何を飲んでいるかわからない
- 歩きながらが飲める(フタありの場合)
タンブラーの選び方は?
選び方の基準は次の通りです。これらの項目に照らし合わせて自分にピッタリあう商品を選びましょうね。
- ブランド
- 性能
- フタのあるなし
- 容量
おすすめのブランドは?
おすすめは魔法瓶をコア技術としている企業の製品を購入することです。例としては、象印・タイガー・サーモス等が挙げられます。それ以外にも、ハリオやドウシシャなどもタンブラーを販売しています。こちらに関しても、信頼できる日本企業ですので、そちらから購入してみても良いかもしれません。
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