女心がわからない男心について少し哲学的に考えてみた

哲学的に考えてみた

あるやり取り

女性:「明日ねぇ、可愛い息子の運動会なんだぁ~。明日のためにさぁ、一生懸命練習してたんだ~。張り切って応援に行かなきゃ!」

男:「へぇ、でも明日雨でっせ?」

女性:「…」

男:「え?何?何か悪いこと言った?だって、天気予報で降水確率90~100%って…え?イテッ、本当のこと教えてあげただけ…ギャフン、待って、やめて…アヒー!」

 


こんなやり取り見たことありませんか?いますよねぇ、こういう空気読めない人。この空気の読めなさは、女心のわからなさに通底するものです。ホント、どうしようもないですね。言ってる男は、自分の発言のどこに問題があるのか、果ては発言に問題があるってことにさえ気付かない始末。困ったもんですな。

おはこんばんちは。そんな困った男tetsuです。いやぁ、わかんないよー。前のやり取りのどこに問題があるかなんてわかんないよー。ウォーリーが見つからないよー。完全にコピーした2枚の絵を突きつけられて、間違い探せって言われるくらいムチャだよー。

ところで、この記事をご覧下さってる男性陣、わかります?上記のやり取り、ほぼ実話なんですが、これ、どこがおかしいのか指摘できない方、私tetsuと同じく、女心わからない度レジェンド級なんで気を付けてね。知らぬ間に、女性を苛つかせてること多々あり。終生、女難の相に見舞われております。どこがおかしいかわかった方、回答をtama個人宛てに送付して下さい。ここから先は、ネタバレを含みます。

 


女心がわからないということ

「女心わからないよねぇ」

これ、生まれてから、ずっと言われ続けてきた言葉。何だか言われ過ぎてて、最近じゃあ言われても、ついには何も感じなくなった。「おはよー」くらい言われるようになった。コケコッコーと鶏が鳴いて、「女心わからないよねぇ」。ホーホケキョと鶯が鳴いては「女心わからないよねぇ」。新しい朝が来た🎵とラジオ体操が始まっては「女心わからないよねぇ」。山の木々が、紅葉に色付いては「女心わからないよねぇ」。流氷が流れ着いては「女心わからないよねぇ」。小中高の卒業式では「女心わからないよねぇ」×3。大学の呑み会では、「女心わからないよねぇ」×10。研究発表会では「女心がわからんのかね」。

わかるかぁーーい!!

いやぁ、わかるかいな。大体女心て何ですのーん!?辞書に意味載ってへんのちゃいますかー!?で、調べてみた。

  1. 女特有の心持ち。女らしい心。
     
  2. 女のうわきな心。
     
    (スマホに入ってる辞書より引用)

なんだって。2に関しちゃ、女性に若干失礼な気がしないでもないが、まあそれは置いとこう。

1に書いてるね。「女特有の心持ち」。ほなわかるわけありませんやん。だって、僕男ですもん。もし、僕がそんなわかる心持ってたら、「女特有」と違いますもんね。…で終わっちゃ何にもならない。だから、色々と突き詰めてみよう。

まあ、ネットで検索すりゃ何でも出てくる良い時代になったよねぇ。グーグル大先生によると、大体こんな感じ。

・褒めて欲しい。

・かまって欲しい。

・プレゼントが欲しい。

・機嫌を取って欲しい。

・文句を言っても、取り合って欲しい。

・自分を一番に考えて欲しい。

(以下、それなりに果てしなく続く…)

正直、細かく調べると、かなりの分量になりました。全部載せて、吟味していくと、修士論文ほどの分量になりますので、不十分とは知りながらも、割愛させていただきます。

(※注. ちなみに、上記の女心についての表記は、私の個人的見解ではなく、あくまで一般論として述べられている記述をざっくりとまとめたものですので、宥恕を乞う次第です。尚、万が一気分を害された方は、tama個人宛てにその旨をお伝え下さい。)

でもさぁ、身も蓋もない言い方すると、これ全部満たすの…ムリじゃね?しかもこれ、だいぶ割愛した方よ?場合によっちゃ、女心のまとめサイトみたいなので、項目が30~40個列挙されてるのもあるし、ホント目眩したもん。ムリムリ。全部に対応するの。本当にこれ全部主張する人がいたとしたら、それ2歳児ですて。いい大人の女性はそんなこと全部本気で望んじゃいないさ…きっと……たぶん。

取り敢えず、字面では理解できるよ?でもさぁ、そういうこっちゃないでしょ?色々調べて勉強してみたけど、どれもこれも抽象的過ぎてわかんないんだって。まとめられた内容について、試験されりゃ、9割くらいは取れる自信あるよ?でもさ、重要なのって、もっと特殊な問題でしょ?具体的な対応ができなきゃ意味ないもんね。それが、例えば、一番最初に挙げたやり取りの何がマズいのかが指摘できなけりゃいけないし、どう返すのが正しいのかが瞬時にわからなけりゃならない。

つまり、知識だけ入れても仕方ないってことです。それじゃあ、例えば、どんなやり取りが女心をわかってないのか。例を挙げていきましょう。

 


女心がわからない男について

それでは、女心がわからない男のやり取りについて見ていきましょう。余裕のある男性陣は、どこに問題があるのかを探してみて下さい。正解者には、tamaのサイン色紙がプレゼントされるかも?

(ちなみに問題に出てくるやり取りは、すべて実話に基づいております。)

 

問1.

女性:「おはよー」

tetsu男:「あれ?太った?」

 

如何でしょう?まあ、これは簡単ですよねー。初級編てとこかな?そうです。「おはよー」には「おはよー」で返さなくてはいけませんコミュニケーションの基本ですよねぇ。国語の問題なんかでもあるでしょ?「□□はどういう気持ちを表していますか」の問題には、「○○な気持ち」と答えなければいけません。この形式を守っていない答案は0点となることが多いです。今回の、やり取りも、このオウム返しの法則(?)を守らなかったために、空気が悪くなりました。

ちなみに、この後、怒った女の子は、思い切り強くドアを閉めてお外に出て行きました。事実を事実として言うことが、女性を怒らせることに繋がっているのかもしれませんね。真相は闇の中です。

 

問2.

女性:「クリスマスの予定、ど~しよっか?」

tetsu男:「2人とも仏教徒やん。」

 

少し難しくなりましたね。少し、人生経験を積んでないとわからないかなぁ?そうです。他人とコミュニケーションをはかる場合、話題にしちゃいけないのが、野球の話と宗教の話です。応援しているチームや、信仰している宗教は人によって様々!むやみに触れると、いらぬ対立を引き起こすことだってありえます。ですから、穏やかな人間関係を築いたり、円滑なコミュニケーションをはかる時には、野球や宗教の話は避けた方が賢明ですよ。

ちなみに、この女性、このやり取りの直後に真顔で、全く同じトーンで同じ質問をしてきました(いや、正確には「ど~しよっか」ではなく、「どーしょっか」になっていたかもしれません)。まるで、ボクの声が届いていないかのように。ジュースのカップが握り潰されていたので、何かしらの怒りを感じていたのでしょうか。事実を事実として言うことが、女性を怒らせることに繋がっているのかもしれませんね。真相は闇の中です。

 

問3.

女性:「ねぇねぇ、誕生日何が欲しい?」

tetsu男:「ん?別にいらんよ?俺の誕生日は○○年前の△月×日やし。」

 

この辺りになると、上級者向きかもしれません。わかるかなぁ。そうなんです。「何が欲しい?」の質問には、物(名詞)で答えなければならないのです。従って、上記の質問には、“Nothing”(「何もない」を表す名詞)と欧米風に応えなければならないでしょう。譬え、相手に「欧米か!?」とツッコまれるようになろうとも。

ちなみに、この後、この女性、能面のような顔つきになり、「おう、来週までに何か欲しいモン決まったら、言えや」と、お腹の底に響くようなドスの利いた声で言い放ち、颯爽ときびすを返して、去っていきました。いやぁ、きっと怒ってたんじゃないかと、今になれば、思うんですよねぇ。やはり、事実を事実として言うことが、女性を怒らせることに繋がっているのかも。そう、思わざるをえません。

 


「女心がわからない」と言われないために

さて、真面目な話に戻りましょう(一応、ずっと真面目な話をしてきたつもりですが)。冒頭でのやり取りの間違いが指摘できたでしょうか?それ以降の問題でも繰り返し述べてきましたが、正解は、「 事実を事実として言うことが、女性を怒らせることに繋がっていた」でした。

さて、私tetsu男からしたら、これほど奇妙な話はありません。なぜなら、事実は事実です。ほとんどの人から見ても、変わるものではありません。だから、そんな事実を述べる場合、人の悪意は介在しにくいはずです。にも関わらず、事実をありのままに述べると、怒る方がいらっしゃる。何とも、奇怪な話じゃあございませんか。

でもね、私も一応は女心(?)を勉強してきたつもりです。実は、冒頭のやり取りにおいて、理想的な答えがあることも学べました。それは何か?次に解答を示しますので、自力で解きたい人は、ネタバレにご注意下さい。

大切な日を迎える人に送る言葉、正解は「明日晴れると良いね」でした。いやいや!ムリムリ!無理でーす!自力でこの解答にたどり着かなきゃならないなんて無理!No!男性脳的には不可能!だって、考えてごらん?明日天下の気象庁が間違いなく、翌日は雨だって言ってんだよ?その現実から目を逸らしてさ、「明日晴れると良いね」って…逆に失礼じゃない!?コレ、アレです。慇懃無礼と同じ構造です。過ぎたるは及ばざるが如しのアレです。変えられない事実を甘い願望で色付けるなんて、100%個人的解釈と言う名の偏見で申し訳ないのですが、どこかあざとい感じがするんですよねぇ…。それもこれも、私が男性脳だからでしょうか?

ここに女心と男心の違いはあるように思われます。男性は、その行動原理が、事実に基づいていることが多い。だから、全て論理的に物事を解釈して、行動を起こします。これに対して、女性は、事実を第一義としない。それよりも、雰囲気や気持ちを大切にする。相手のものであれ、自分のものであれ、心を第一義とするのです。だから、この際、「運動会の当日が雨である」という残念な現実を突きつけられることに不快感を覚え、人によっては反発心を抱きかねない。従って、周りの空気を大事にすることを一義的に考えるならば、譬え現実とはいえ、わざわざそんな酷なことを言わずに、やんわりと聞き心地の良い言葉を発する方が望ましい、というわけです。

もちろん、すべての人に当てはまるわけではありません。ですが、やはり経験から考えても、身近な女性の怒りを買う時は、雰囲気や気持ちなどを考慮に入れない発言をしていたように思われます。よって、円滑な人間関係や周りの空気感を大切にして、行動するように心がけると、「女心がわからない」なんて言われることもなくなるかも!?

 

 

by    tetsu