大学の試験で成績上位5%に入るための方法を戦略的に考えた

学生向け

はじめに

私は関西の某有名私大(KKDR)に在籍していました。そこで、上位3%の成績を修めたことがあります。ちなみに、その前年度の成績は上からちょうど50%の成績でした。関関同立程度とはいっても、各大学の上位層は京大・阪大・名大に落ちた人たちなので、それなりにレベルは高いと思います。前年度の成績が上位50%の大学生からすれば、雲の上のような存在でした。それゆえに、彼らと真っ向勝負をしても勝てません。そこで、必要だと考えたのが好成績を得るための戦略です。ここにおける戦略の意味は以下の通りです。

ある目的を達成するために大局的に事を運ぶ方策。

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もちろん、ある目的とは成績上位5パーセント以内に入ることです。その目的を達成するための方策をこれから書いていきたいと思います。

上位5%に入るための3つ戦略

受講科目の全体最適

全体最適とは広く視野を持ち、全体を観て最適化することを意味します。ここで言う全体とはすべての受講科目をバランスよく選択することを指します。つまり、一つ一つの科目の難易度に縛られるのではなく、トータルで見た時の成績を最大化させようと言う意味です。

一般的な大学では、「専門」と「一般教養」の2種類に分類することができます。専門科目はその性質上必修であることが多いです。一方で、一般教養科目は自由に選択できる傾向にあります。ここがポイントなのです。

例えば、多くの専門科目の成績がレポート・小テスト等で決定される場合、日々の生活は少々忙しいものになります。レポート課題や小テストの勉強をこなさなければならないですからね。一方で、テスト前はあまり忙しくなりません。この場合、どのような一般教養科目を選択するべきだと思いますか?そりゃ、テストで成績が決められる科目の方が良いです。そうすれば、必要な労力が平均化されますからね。

このように、受講する科目全体を見渡して「全体最適」することによって、一つ一つの科目にエネルギーを割くことができるわけです。もちろん、人によって考える「全体最適」は異なりますが、個人的には半々ぐらいの割合が良いと考えています。ちなみに、テストだけで成績が決定される科目が10を超えはじめると大変になってきますよ。

薬学・看護・管理栄養などの資格職はカリキュラムの自由度が他学科と比較して低いので、上記のような方法は結構難しいと思います。ただ、周りも同じ条件なので、不利になっているわけではありません。他の戦略も紹介しているので、そちらの方を参考にしてください。

コネクションの確保

大学の先生たちは基本的に多忙であり、テスト問題の作成だけに時間をかけることが出来ません。そのため、過去の試験と傾向が似てきます。場合によっては全く一緒であることもあります。つまり、大学の定期試験において、試験対策は非常に重要な役割を果たします。そして、その試験対策で最も重要になるのが、過去問の入手と理解です。過去問を入手するためには、先輩とのコネクションが重要となります。サークル活動や部活動を行っていれば、簡単に先輩とのコネクションができるので、問題ないでしょう。

しかし、私みたいなサークル活動も部活動もしていない人もいるかと思います。そういう場合は、同期とのコネクションを有効活用しましょう。同期の中には、先輩とたくさんの繋がりがある人がいます。そういう人と繋がりを持つとテストで高得点を取ることが容易になります。ただし、ここで重要なのが、Give&Takeの関係を保つことです。当たり前の事ですが、人はリターンを期待できるときに多くの情報を他人に与えてくれます。それは、友人間の関係にも成立します。そして出来れば、貰う以上のものを相手に与えましょう。そうすれば、思わぬ時に手助けをしてくれます。

このように、先輩及び同期のコネクションをしっかり確保していれば、過去問の入手に困ることはないでしょう。しかし、過去問を入手しただけでは高得点を取ることができません。しっかりと過去問を理解しなければ、応用性が皆無になりますからね。では、どうすればよいのでしょうか?それは、賢い友達と一緒に勉強することです。そうすれば、自分だけでは理解できない部分を効率よく理解することができます。その時にも、しっかりとGive&Takeの関係は保っておきましょう。そうしないと、向こうが愛想を尽かしちゃうので…例えば、頭のいい子がノートを取ってなかったとしたら、自分のノートを貸してあげればよいでしょう。もし、なにも与えるものがなければ、お菓子やごはんをおごってもいいと思います。

好成績を修めるために過去問の入手と理解は欠かせません。だから、先輩や同期とは積極的に協力し合いましょう。テスト前にやたらとなれ合ってくる「テストモ」はよくいましたが、意図がスケスケなのであまりしないほうが良いですよ。

自分で考える習慣

上記に示した2つの戦略はいわゆる邪道です。それだけでは、上位5%に入ることは叶いません。

では、正道とは何なんでしょうか?

それは、「自分で考えること」です。考えることの意味がよく分からない方は以下の記事を参考にしてください。

論理的思考力養成 基礎編③ 「考える」とはどういうことか?

2018年12月25日

考えることの重要性に気付いた体験の一つは大学2回生のある授業です。その先生は話下手で授業の内容を全く理解することができませんでした。そのため、小テスト1週間前なのに全然テスト範囲の状況が分からないという状況でした。もちろん、周囲の人も同じです。その結果、周りの人の点数は10~30点程度で、80点すら一人もいませんでした。そのようなテストで、私は100点を取ることができました。

その方法は大学の図書館で自分に合う教材を探し、その教材で黙々と勉強するというシンプルなものです。その時に、これこそが真の意味での「勉強」ではないかと感じました。もちろん、授業のノートを真面目にとること、過去問を入手すること、グループで勉強することも重要です。しかし、それら以上に重要な時間が「自力で考えて勉強する時間」ではないでしょうか?これにより、思考力が高められ、様々な応用問題に対する耐性もつきます。また、同期とも差をつけることができます。それだけでなく、将来働いていく上で必要な自立性・思考力も養われると思います。

大学の授業には、空きコマがつきものです。そういう時って、大学の友達と喋って時間をつぶしたりしますよね?そういう方は、一度その時間(90分)で大学の図書館にいって自力で勉強してみましょう。きっと良い経験になるはずです。

まとめ

  • 受講科目の全体最適
    テストの科目が増えれば増えるほど、それぞれの科目に割ける時間は減少します。それゆえに、テストのみで成績が決まる教科を取りすぎると、良い成績を獲得しづらくなります。そのため、レポートや小テストによって成績が決まる科目などをバランスよくとり、テスト前に負担が集中しすぎないようにしましょう。
  • コネクションの確保
    先輩とのコネクションは過去問を確保する上で非常に重要です。サークルや部活動等に所属しておけば、自ずと過去問の情報は入ってくるでしょう。先輩とのコネクションがほとんどない人は同期とのコネクションをしっかり確保しておきましょう。同期とのコネクションは過去問の確保と理解の観点から極めて重要です。ただし、「テストモ」のような状態にはならないようにしましょう。あくまで通常の友人関係を築くことが大事ですよ。
  • 自分で考える習慣
    空きコマなどを活用して、「一人で勉強する習慣」を身に付けましょう。もちろん、同期との勉強も大事ですが一人で考えることはより重要です。そのような習慣があれば、難解なテストでもしっかりと点数を取ることができますし、学力の面で同期と大きな差をつけることができます。

以上のことが、自分が成績上位5%以内を達成するために実施した戦略です。