くだらないケンカを回避する方法―無駄に波風立てない人間関係の作り方

人間関係・自己啓発

こんにちは。女心がわからない選手権3階級制覇現役日本チャンピオンのtetsuです。そんなことはさて置き、最近、ノーベル賞級の発見をしました。「人がなぜくだらないケンカをしてしまうのか?」その原因についてです。

先日も、さる近所のお宅からの夫婦喧嘩の声で爽やかな朝の目覚めを迎えたのですが、犬も食わないそのやり取りを正直何とかできないものかと苦心しておりました。そして、ついに発見したのです!

ケンカをすると、お互い気分は良くありません。できることなら回避したいですよね?今回は、そんな人たちのために、良好ではなくとも円滑な人間関係を築くための3つのポイントについて説明したいと思います。

 


感情的にならないこと

ケンカする人の大半には、感情的になる性向性があります。逆に理詰めで淡々としている人たちがケンカをしているのを見たことがありません。なぜなら、理詰めで淡々としていれば、ケンカをする必要がないからです。だって、話し合いで解決しますもんね。もし、解決しなかったとしても、互いの前提が受け入れられず、折り合えないということがわかります。そうなると、その部分には触れずにうまく付き合っていくか、ケンカせずとも穏便に袂を分かてば良いのです。そこには、「言葉や暴力による争いや諍い」なんていう辞書的な意味でのケンカの出る幕はありません。

だから、私ことtetsuは彼女とだってケンカしたことがありません。なぜなら、ケンカにならないからです。何か意見に食い違いがあったとしても、理詰めで淡々と話します。そして、相手を論駁してしまう。だから、ケンカとしての体裁をなしていないのです。

なら、話し合いの席が平穏かと言われれば、もちろん、そんなことはありません。平穏なのは、私の口調と精神状態だけです。相手方の精神状態は時化のごとく荒れ狂い、口調はヒドラの咆哮のごとく猛っています。つまり、がっつり感情的になっているということですね。それがケンカではないかと問われれば、「ケンカではない」と言い切れます。尤も、相手はケンカをしているという認識かもしれませんが。それでも、やはり私からするとケンカではないのです。争いや諍いを起こすほど、相手に干渉することがないからです。単に、相手の間違いを論理的に指摘しているだけですから。まあ一般的には、一番相手にしたくないタイプなんだろうなぁ、と我が事ながら、朧気に思っております。きっと、ロジハラとか言われるんだろうなぁ、と。

でも相手の間違いを指摘するだけで、詰問口調になったり、責めたりするわけではないんですよ?淡々と話しているだけです。それに、こちらに非がある時は、素直に認めて謝ります。例として適しているかはわかりませんが、事実、誕生日は「素直に」祝っていただきますし(何の話かわからない人は、『足を組むのはマナー違反?…』の記事をご覧下さい)。そんな柔和な態度でいても、たいてい最後は「むかつくぅ~」と言われて終わります。真っ当なこと言って、柔和な態度でいるだけなのにムカつかれるって、おかしくないですか?

まあどれほど理不尽な「ムカつかれ」方をされても、それがケンカでないことだけは「我思うゆえに我あり」と同じくらい明白なことなのです。

 


やわらかく伝えること

「夫婦やカップルのケンカの原因のほとんどがこれ!」って言っても過言ではありません。ズバリ、言い方。きっかけは何てことないんだけど、伝え方1つで取り返しのつかないケンカに発展することもあります。

例えば、彼女としばらく連絡を取っていなかった男性がいるとします。そこで、女性が寂しくなって、あるいは浮気を疑ってこんなLINEやメールを送ったとしましょう。「どうして連絡くれないのよ!」と。どうなるか?少なくとも、私なら携帯をポイッとします。どうして?そこに事実としての明確な因果関係などありませんから。と言うより、連絡をくれないという事実が、その理由となります。つまり、連絡をする差し迫った必要がなかったから。あるいは、ドタバタとしていて連絡をする余裕がなかったと言うこともできるかもしれません。

これが「どうして返信してくれないのよ!」だったらわかります。それは、のっぴきならない事情を除いては、返信をしない方が100%悪い。でも、「どうして連絡くれないのよ!」ってのは、なかなかの言い掛かりレベルですね。別にどちらからしなくちゃいけないなんて一般的なルールなんてないんだから、必要があればそっちからしてくればいいのに…なんてことを思われかねません。特に、女心がわからない男性には気を付けなければなりません。自分で書いてて、耳(てか目?)がとても痛いですが。

しかも、そんな質問の後に、「もう好きじゃなくなったの!?」なんて言われると、ポイッとしてた携帯をせっかく拾った瞬間に、再びポイッとしてしまいます。なぜなら、好きでなくなったことと連絡をしないこととの間に、事実としての直接的な因果関係が、常に成立するとは限らないからです。なんてこと言うと、「もう!そういうこと言ってるわけじゃないわよ!」なんて言わますが、「だったら言いたいことをきっちり字面通りに発言してみんかい」となってしまいます。「自分が言いたいことを言語化できない拙さを棚に上げといて、よくもまあそこまで相手を非難できるね」なんて言い出しかねない男性もいるでしょうから。

え?やけに詳しいやり取りだなって?まあ、そりゃこんなやり取り日常的でしたからね。今はすっかり、私も丸くなって(見た目じゃないよ)、女性の心が少しずつ理解できるようにはなっています。それは、個人的には喜ばしいことですが、話が脱線してしまったので元に戻しましょう。

要するに、同じ内容を伝えるにしても、相手を刺激しないやわらかい言い方があるってことです。例えば、上述の内容だって、「どうして連絡くれないのよ!」なんて形式上であったとしても、因果関係を問うような言い方ではなく、「ねーねー、最近連絡ないよー。忙しいのはわかるけど、寂しいよー」なんて言われたら、ゴメンゴメンてなります。私のような、どんな鈍ちんでも「悪かったなぁ」って思うし、何より大切な気持ちが伝わります。こういう伝え方ができると、無駄に波風を立てることもありません。仮に、それでも「知らんがな」なんて言う男性がいたら、それはもうお付き合いしている意味はありません。

これは何も夫婦やカップル間に限った話ではありません。仕事での人間関係についても当てはまることです。忙しい時や、人間なんだから機嫌が悪い時だってあるでしょう。でも、そんな時でも焦りを言葉に投影すると、伝えられる側にとっては、不愉快な伝わり方になることがあります。何か仕事の指示をする時でも、「悪いけど、○○やっていてくれるー?」とお願いして、片付いた時には「ありがとうね」ときちんと感謝の気持ちを伝えることができれば、大丈夫。仮に、伝えていたことを相手がし忘れていたとしても、「やっといてって言ったでしょ!」なんて言わずに、「○○やっていてくれたー?」と訊けば、普通の相手なら「すみません!」となります。譬え相手を非難しても、責任を追求しても、忘れていた仕事が片付くわけではありません。だったら、無駄に波風立てるような言い方をしなくても、ヤンワリ伝えれば良いのです。そうすることで、比較的良好な人間関係を築くことができるでしょう。

 


受け入れること

何事においても、これが一番難しいかもしれませんが、受け入れることが何よりも重要です。感情的になってしまうのも、言い方がキツくなってしまうのも、受け入れることができていないから、と言えます。

何を受け入れるのか?それは相手の置かれている状況相手の行動原理や価値観です。例えば、付き合っている人が連絡をしてくれない場合、相手が現在どのような状況にいて、どのような価値観をもって行動するのかを把握する必要があります。ひょっとしたら、忙しさのあまり余裕を失っているのかもしれない。あるいは、必要最低限のこと以外はそれほど連絡をする必要がないと思っているのかもしれない。それを受け入れずして、相手を非難がましく詰問したとしても、決して良好な人間関係は築けません。

「連絡がなければ把握しようがないじゃないか!」なんて批判も聞こえてきそうですが、そんな時は、上述したように、やわらかく訊けば良いのです。そして、相手の状況や行動原理を把握して、いったんそれを受け入れてからは、自分自身がどうするかを選択すれば良いのです。相手の行動が気にくわなければ、やわらかくその旨を伝える。それでも相手の行動が改まらなければ、目をつぶって付き合いを続けるか、さよならするかを選ぶ。。大切なのは、相手のことを受け入れてから、自身が何を選ぶかです。

でも、なかなかそううまくはいきません。なぜなら、多くの人間は相手に理想を求めているからです。この理想は、「~すべき」という意識が、心のどこかに根付いているために求められてしまうのです。「好きで付き合ってるのなら、連絡をするべき」みたいな形で。でも、そんな仮言命法的な不文律が、誰にでも当てはまるわけではありません。人によって、この「べき」は違っているのです。

そして、この不文律は、おいそれと変えたり、強要できるものではありません。電車の中で足を組む人や、横に広がってダラダラと歩いて他人の通行を妨げる人、あるいは、公共の場所で大声で騒ぐ人に対して、「他の人間の迷惑になるからやめましょうね」と言ったところで、その非常識な行動が容易に改められないのと同じです。そういう人には「他人の迷惑にならないよう行動すべき」という、社会的に不可欠な思いやりの心が欠落しているのです。だから、それを求めても仕方ありません。魚に肺呼吸をしろと言っているのと同じなのです(もちろん、すべての人に当てはまるわけではないでしょうが)。

自分にとって大切な人間に対しては、自身の思いを伝えることは確かに大事ですす。しかし、その思いが届かない場合、何より重要なのは、人によって異なる「べき」を強要するよりも、相手の「べき」を受け入れた上で、自分の取るべき態度を選択するということなのです。自分の力の及ばないところに固執しても精神を消耗するだけです。そんな状態で関係を続けたとしても、双方にとって良い結果を迎えられるとは考えられません。自分の力でできることとできないことを峻別することが、最初にするべきことなのかもしれませんね。

 


まとめ

世の中には、実に多種多様な人間がいます。外見だけではなく、その行動原理や価値観についても言えることでしょう。ですから、すべての人間と良好な付き合いを維持するということは、なかなかできることではありません。だからこそ、消耗せずに生きていくためには、必要以上に衝突することを避け、無駄に波風を立てない人間関係の作り方が求められるのです。その主なポイントは3つあります。

1.感情的にならないこと

2.やわらかい言い方を心がけること

3.相手の行動原理や価値観を受け入れること

いきなりすべてができるようになるのは難しいかもしれませんね。それでも少しずつできるようになれば、徐々にご自身の人間関係も良好なものになっていくに違いありません。コミュニケーションもお付き合いも円滑に進められるよう、上述した3つのポイントを意識しながら、実践的にいかせるよう心掛けてみて下さい。

 

 

by    tetsu