【脱スマホ依存】寝る前の読書習慣によって得られるメリットについて解説するよ

さて、皆さまは寝る前になにをみていますか?

実は、5~8割程度の方が就寝前にスマホを操作しているのです。

その根拠となる調査元の一覧はこちらです。まとめてみましたので、気になる方はご覧ください。

このように、多くの方が就寝直前までスマホを見ているのです。もちろん、睡眠の質に悪影響を与えることになります。そりゃ、ブルーライトを含む強い光を浴びますからね。

とはいえ、ベッドでなかなか寝付けずにスマホを触ってしまう方は多いです。

そのような時に有効なのが、「就寝前の読書習慣」です。

これにより、スマホを操作する時間をなくし、気持ちよく寝られます。また、読書には精神を落ち着かせたり、記憶の定着を促進する効果もあります。

そこで、「就寝前の読書習慣」のメリットについて解説いたします。

眠りやすくなる

まず、多くの人は文字を読むと眠気を感じます。就寝前に本を読むと入眠が楽になります。

もちろん、眠気の感じやすさは本のジャンルにも依存します。ですから、眠りを重視したい場合は、退屈になりがちな勉強や資格系の本を読むと良いでしょう。

もし眠れなくても、勉強できるわけですから、どっちに転んでも美味しいわけです。

スマホを弄らなくなる

就寝前に本を読むとスマホを弄らなくなります。

強い光を浴びないのはもちろんのこと、メンタルを左右されないのもメリットの一つです。

SNSでの炎上や誹謗中傷にも挙げられるように、ネット上には攻撃的な主張が散見されますからね。これらの要素が自身のメンタルに悪影響を与えないとは言い切れないでしょう。

特に、怒りや悲しみの感情は尾を引くので、寝る前には見ないように注意しましょう。

生産的な時間を過ごせる

スマホは基本的に非生産的です。時間を消費するだけの道具で、将来の役には立ちません。

一方で、本はどうでしょうか?

単語帳や資格関係の本を読めば、自分の知識を増やせます。また、記憶は睡眠中に整理されるので、暗記系の勉強は特に有効なのです。

ビジネス誌で有名なダイヤモンドオンラインにおいても、寝る前の暗記の重要性が説かれています。「暗記は寝る前」は、もはや当たりまえ。その後の行動が記憶の定着を左右する

他にも、国立精神・神経医療センター精神保健研究所の鈴木博之さんが「睡眠中の情報処理」というタイトルで論文を発表しています。論文中にも、次のような記述があります。

覚めているときに何回も繰り返し記銘することによって達成できると考えられてきた学習のプロセスが,それらの覚醒時に行う努力の最中にではなく,その後の睡眠中に行われているということである。

引用:睡眠中の情報処理

以上にあるように、睡眠前は記憶のゴールデンタイムなのです。そんな貴重な時間をスマホ操作に使うのではなく、将来の投資にもなる読書に充ててみてはいかがでしょうか?

リラックスできる

読書をすると精神的に落ち着きます。実際、読書のリラックス効果に関する研究も行われています。

例えば、「読書にはリラックス効果が存在し、その効果は音楽鑑賞や温かいお茶を飲むことよりも大きい」とイギリスのサセックス大学は主張しています。

ただ、論文に関しては見つかりませんでした。

ですので、ミネソタ大学のサイトにある記述をリンクとして張り付けておきますね。気になる人は読んでみても良いかもしれません。(reading-stress-relief)ストレス解消のための読書

真偽不明な部分もありますが、スマホ操作よりはリラックスできることは間違いないでしょう。

まとめ

以下に紹介するように、寝る前の読書には沢山のメリットがあります。

ものは試しですから、就寝前読書の生活習慣を試してみてはいかがでしょうか?

  • 眠りやすくなる
    一般に本を読むと眠たくなります。また、その傾向は退屈な本を読む際に顕著に表れます。ですから、気持ちよく眠りたい方は、資格本や暗記本を活用するようにしましょう。
  • スマホを弄らなくなる
    寝る前に本を読むと、その分スマホを操作する時間が短くなります。睡眠前のスマホ操作は無益どころが有害ですから、スマホを弄らなくなるだけでも大きな意味があります。
  • 生産的な時間を過ごせる
    基本的にスマホの操作は無益ですが、本を読むことは非常に有益です。資格関連の本を読めば、知識を増やすこともできますし、小説を読んでも感性を磨けます。
  • リラックスできる
    読書にはリラックス効果があり、ストレス解消にも役立つとされています。ストレスが改善されれば、より良い睡眠をとれます。ですから、就寝前の読書は有効です。