信長の野望・大志PKにおける決戦の有利・不利は兵力×部隊の強さによって決まります。ですから、兵力も部隊の質も劣っていれば、なかなか決戦に勝つことは難しくなります。
しかし、その不利をひっくり返す方法があります。それは、作戦・罠・軍施設をフル活用することです。そうすれば、戦力的不利な状況でも勝利に繋げることができます。
その中でも、今回は作戦に焦点を絞って考えていきたいと思います。なお、海戦に使える作戦は使用頻度が低いので割愛しています。なお、見出しにある星マークはおすすめ度を示しています。
目次
本陣斬込(★★★☆☆)
おすすめ度:3/5
本陣斬込の効果は、移動速度アップ、攻撃防御各60上昇、本陣部隊への強制移動(プレイヤーは操作不可能)です。これは、本陣部隊以外の一部隊に適用することが出来ます。
決戦の勝利条件は敵の本陣部隊を撃破ですから、非常に使い易い作戦と言えます。しかし、敵軍も本陣部隊を失ったら負けることは分かっているので、簡単に本陣をさらけ出してはくれません。
ですから、「囮挑発戦法」などの作戦や「挑発」・「直江状」・「男伊達」などの挑発系作戦と組み合わせて相手を分断して戦うことをお勧めします。
一般に、本陣特攻作戦は大逆転劇を生みやすいですが、再現性に欠けるという問題点もあります。ですから、一か八かを狙う時にのみ使用することをお勧めします
囮挑発戦法(★★★☆☆)
おすすめ度:3/5
囮挑発戦法の効果は、速度小上昇、防御40上昇、周囲の敵を挑発です。こちらも本陣部隊以外の一部隊に適用することが出来ます。
この作戦を利用することで、敵部隊の分断を狙うことが出来ます。敵を分断できれば、敵の本陣部隊に攻撃しやすくなります。
一方で、敵部隊からの攻撃を一手に受けることになるので、囮部隊が撤退してしまうリスクがあります。それを防止するうえで気を付ける点は以下の二つです。
- 兵力が多い又は防御力の高い武将を選択する
これは部隊を堅くさせるためです。囮隊の役割は敵の攻撃を一挙に引き受ける点にありますからね。 - 囮部隊を孤立させない
囮部隊を孤立させると挟撃され、退路も断たれてしまいます。ですから、囮部隊の左右に部隊を配置しましょう。そうすることで、挟撃を防ぎ退路を確保することができます。
全軍突撃(★☆☆☆☆)
おすすめ度:1/5
全軍突撃の効果は、強制移動・移動速度上昇・攻撃20上昇・防御40低下です。効果の対象は作戦名にあるように、全部隊に適用されます。
正直なところ、おすすめしない作戦です。なぜなら、兵力の損耗が激しくなるからです。そりゃ、防御も低下しますし、部隊の操作もできなくなりますからね。また、兵力が損耗すると、継続的な侵攻が難しくなるので、侵攻速度も低下してしまいます。
この戦法を使うくらいなら決戦スキップをしたほうが良いでしょう。
神出鬼没(★★★☆☆)
おすすめ度:3/5
神出鬼没の効果は、移動速度小上昇・奇襲時戦法ゲージ+1・敵兵数-20%・敵士気低下です。そして、本陣部隊以外の2部隊に適用可能です。
この戦法は決まれば、汎用作戦の中では最高のパフォーマンスを出します。ただし、ほかの作戦と比較して決まりにくいという欠点があります。ですが、この作戦の成功確率を上げる方法もあります。
- 鉄砲隊を強襲部隊に指定する
鉄砲隊は遠距離攻撃が可能なので、奇襲をしかけやすいです。 - 森のマップの時に神出鬼没を使う
森のマップは視界が狭いため、奇襲をしかけやすいです。軍議力に余裕があれば、物見櫓を設置しても良いかもしれません。 - 先鋒を出し、敵の位置を把握する
強襲隊の前に先鋒を出すことで、敵の位置を先に把握します。そして、敵の視界外から強襲部隊で奇襲を行います。
以上の方法を活用すれば、高確率で強襲隊による奇襲が決まります。
啄木鳥の戦法(★★★★★)
おすすめ度:5/5
これは、山本勘助専用の作戦です。専用作戦だけあって非常に強力です。その効果は、一定期間離脱後、敵の背後に出現するというもので、出現時には攻撃40上昇と移動速度上昇の効果が付加されます。この効果を付加できる部隊は本陣部隊以外の2隊となっています。
作戦は同時に二つまで使用できるので、本陣斬込との併用もできます。そうすれば、さらに強化した部隊で敵本陣を強襲することができます。背後に隙間なく出現するので、鉄砲隊よりも騎馬隊の方がおすすめです。こういう点からみても、やはり武田家向きの作戦なのかな?と思います。
とにかく、強力な作戦ですので、山本勘助を有している方は是非とも使用してみてください。
双頭の龍(★★★★★)
おすすめ度:5/5
これは、伊達政宗・片倉小十郎専用の作戦です。指定した遊撃隊(3隊)と守備隊(3隊)の能力をそれぞれ、攻撃40上昇・移動速度上昇、防御60上昇引き上げる作戦です。
この作戦の強みは、作戦の効果をほぼ全部隊に適用できる点にあります。ですので、総力戦をしかけるときにおすすめの作戦です。理想を言うと、守備部隊で敵の気を引いて背後からの挟撃がおすすめですが、そのような戦況に持ち込めることはあまり多くありません。
とにかく強力な作戦ですので、双頭の龍持ちの武将を所有していたら積極的に使用していきましょう。
大将先駆(★★★☆☆)
おすすめ度:3/5
この作戦は最上義光専用の作戦です。本陣部隊が攻撃60上昇・防御20上昇・移動速度上昇、護衛隊(2隊)が移動速度上昇というものです。
正直なところ、使い勝手は微妙です。そりゃ、本陣部隊を前線に出すことは危険ですからね。敵のAIも本陣部隊も狙ってきますし。そのうえ、強制移動で操作ができないので、罠に嵌められた時は目の当てようがありません。
以上のことから、リスクの高い作戦だといえます。ですから、雌雄を決する戦いには用いない方が良いかもしれません。
釣り野伏(★★★★★)
おすすめ度:5/5
島津家(義久、義弘、歳久、家久、豊久)専用の作戦です。この作戦も非常に優秀です。この作戦では釣り隊(1部隊)と野伏隊(2部隊)を選択します。
釣り隊の役割は周囲の敵を引き付けることです。つまり、囮部隊の役割を果たすわけです。敵の注意を引き付けた際に、釣り野伏を発動すると野伏隊(2部隊)が消え、一定時間後に釣り隊の周辺に攻撃力60上昇した野伏隊が出現します。
島津家と言えば鉄砲ですが、野伏隊と鉄砲隊との相性はあまりよくありません。それは、出現位置と敵の間が狭いからです。ですから、野伏隊には騎馬隊を選択した方が良いかもしれません。
ただ、作戦自体の強さと汎用性は抜群です。啄木鳥の戦法と違って任意の敵をターゲットにできますからね。ですので、使い方次第では大軍も撃破できます。
森林強襲(★★★★★)
おすすめ度:5/5
この作戦は、真田幸隆・真田昌幸・杉谷善住坊が用いられる作戦です。この作戦では森林強襲隊を2部隊指定することができます。指定した部隊には、移動速度上昇・奇襲成功時戦法ゲージ+1・奇襲成功時敵の兵力・士気ダウンの効果が付与されます。
また、この作戦の優秀な点は成功確率の高さです。マップが森で鉄砲部隊なら、一部隊で何度も奇襲をしかけることが可能です。また、操作している際の面白さも群を抜いています。奇襲が連チャンで決まると非常に気持ち良いですからね。
以上のように、「森林強襲」は効果が強力な上に操作も楽しいですので、かなりおススメの作戦です。僕も森林マップでの戦闘時には必ず選択します。
車懸かりの陣(★★★★☆)
おすすめ度:4/5
軍神・上杉謙信の専用作戦です。この作戦で指定した車懸かり隊(4部隊)は移動速度上昇・攻撃80上昇の能力アップ・交戦時戦法ゲージ上昇となります。そして、本陣部隊の周囲をぐるぐる回転します。
作戦の効果は極めて優れているのですが、部隊を操作できないのが難点です。車懸かりの陣を使用してしまうと展開は一瞬で乱戦になってしまいますからね。乱戦になると部隊操作が困難になり、敵の裏をかくのが難しくなります。
そのため、戦力的に同等か上回っている時しか使用はお勧めできません。戦力的に劣っているのに、乱戦をすると消耗戦になり負けてしまいますからね。
個人的な感想ではありますが、自分で部隊を操作できないので、あまり面白みもありません。
十面埋伏(★★★★★)
おすすめ度:5/5
豊臣秀吉に仕えた両兵衛の一人・竹中半兵衛の専用作戦です。本陣部隊以外の2部隊を埋伏隊・1部隊を囮部隊として設定します。
名前から想像できるように、囮部隊が敵部隊を誘引し、そのタイミングで埋伏隊が奇襲するというものです。この作戦が成功すると、戦法ゲージ+1となり、敵の兵数と士気を低下させます。
この作戦の強みは囮部隊で大量の敵部隊を挑発できる点です。これにより、埋伏隊が奇襲する際により多くの敵部隊にダメージを与えることができます。そのため、上手く作戦を用いられれば戦局の打開も可能です。
非常に強い作戦ですので、積極的に活用することをお勧めします。
軍師看破(★★★★☆)
おすすめ度:4/5
山本勘助、太原雪斎、宇佐美定満、甲斐宗運、小早川隆景、黒田官兵衛、石田三成など知将と呼ばれる武将が持つ専用作戦です。その効果は、防御60上昇・視界の広域化・確率で罠の除去となっています。
凄く軍師らしい能力上昇の仕方ですね。この作戦は、戦力が優勢の時に特におすすめです。なぜなら、自軍の無駄な損耗を防ぐことが出来るからです。そうすれば、継戦能力も高まるので侵攻速度も速くなります。
もちろん、戦力が劣勢の時にも使えますが、逆転の一手にはなりにくいでしょう。ですから、「軍師看破」は負けを勝ちにするというより勝ちを盤石にするというイメージになります。
川舟移動戦法(★★☆☆☆)
おすすめ度:2/5
この戦法は準汎用作戦です。初めにご紹介した汎用作戦よりは保有している武将は少ないです。その効果は川舟本陣隊と川舟隊(2部隊)の移動速度が上昇し、防御力が80上昇します。もちろん、この効果は川の上でしか発揮されません。
以上のことから、2重の問題があります。一つは川のあるマップしか使えない点です。もう一つは、川の上でしか効果を果たさない点です。
つまり、使える場面が極端に限られているわけです。ですから、あまりおすすめの作戦とは言えません。
五色備え(★★★★☆)
おすすめ度:4/5
北条家の北条氏康・北条綱成のみが使用可能な戦法です。効果は多岐にわたり、黄備え本陣隊は視界上昇・防御20上昇、黒備え隊は防御80上昇、青備え隊は奇襲効果強化、赤備え隊は攻撃上昇・移動速度減少、白備え隊は移動速度増加となっています。また、それぞれ指定できる部隊数は1部隊です。
以上のように、個々の能力上昇のバリエーションが多くあり、上手く用兵できれば効果は抜群です。ただ、特性の違う5つの部隊を適切に動かすのはかなり難しいです。下手に各部隊の特性を引き出そうとしすぎると逆に損害が増すこともありますしね。
ですから、上級者向けの作戦と言えます。操作がめんどくさいので、個人的にはあまり好きな作戦ではありません。
偽詐術策(★★★★★)
おすすめ度:5/5
権謀術数を得意とする毛利元就・宇喜多直家・尼子経久が使用可能な戦法です。その効果は詭計隊(一部隊)の周囲の敵部隊の防御80低下させ、移動不能にするというものです。
この効果は極めて強力で、敵本陣部隊を策に嵌めることが出来れば、そのまま敵本陣部隊の壊滅を目指すことができます。
以上のことから、戦況を逆転させられる優秀な作戦と言えます。作戦の使い方に慣れれば、劣勢状態でも常に勝利を収められるようになるでしょう。
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