社会人でも学生でも平日の朝は忙しいものです。その上、週の後半になれば疲れもたまるので、ご飯を食べる時間があるなら少しでも寝ていたいと考える人も多いでしょう。
そのため、朝ごはんを抜く人は多くいらっしゃいます。2020年度の厚生労働省の調査では、男性で14.3%、女性で10.2%もの方々が朝食を欠食していると言われています。
別の省庁である農林水産省においても、めざましごはんと称して「朝ご飯」を食べることを推奨しています。
というわけで、近年重要視されている「朝ご飯」を食べられない要因と改善策についてご紹介したいと思います。
目次
朝ご飯が食べられない理由
時間がない
2018年のOECDでの調査によると、日本人の平均睡眠時間は世界一短い6時間27分です。情報源はこちらです。
つまり、日本人は慢性的な睡眠不足なわけです。であれば、朝ごはんを犠牲にしてでも睡眠時間を確保したくなるものです。
日々の習慣
人の体には適応力があります。
毎日朝ごはんを食べる習慣がある人は、食べないと気が済みません。逆に、朝ごはんを食べる習慣がない人は、胃が朝ごはんを食べる準備を出来ていないわけです。
物理にも慣性の法則があるように、人間の体にも慣性があります。変化を与えるには、内部又は外部からエネルギーを与えてあげる必要があります。
朝ごはんを食べるための改善策
睡眠アプリを利用する
手元のスマホで自身の睡眠管理が行えることをご存知でしょうか?
仕組みは非常に簡単で、スマホに搭載されているジャイロセンサー(加速度センサー)によって、睡眠中の体の動きを捉えることで、眠りの深さ(レム睡眠か?ノンレム睡眠か?)を定量化します。
このアプリによって、最も眠りの浅くなる時間帯に起こしてくれます。それにより、目覚めが良くなるだけでなく、設定の時間よりも早めに起きることが出来ます。
そのため、時間に余裕ができ、朝ごはんを食べられるようになるわけです。
寝る前のスマホ操作を辞める
皆さんが寝る前に触っているものは何だと思いますか?
スマホを触っているという方が多いと思います。
しかし、寝る前のスマホはお勧めできません。多くの時間が奪われるうえに、ブルーライトを浴びることにより睡眠の質が悪化してしまうからです。
逆に、寝る前のスマホ操作を辞めれば、ベットインと同時に睡眠の準備が出来ますし、睡眠の質を悪化させることもありません。
ですから、朝の目覚めも良くなり、時間に余裕ができやすくなります。よって、朝ごはんを食べられる時間を確保することが出来るわけです。
食べやすいものから食べる
朝食を食べる習慣のない人がご飯・味噌汁・卵焼きをペロリと平らげることができるでしょうか?
多くの人にとっては難しいはずです。中には、食事の途中で気持ち悪くなってしまう方もいると思います。
一方で、ヨーグルトやコーンフレークから始めるのはどうでしょうか?アレルギーのない人であれば、冒頭のメニューよりは食べやすいと思います。
このように、低負荷の食事から体を慣らしてあげることで、朝ごはんを食べられる体を作り上げることが出来るようになります。
まとめ
朝ごはんを食べられない原因は?
朝ごはんを食べられない理由としては、「時間がない」・「朝食習慣がない」などが挙げられます。
上記の原因を取り除くことが出来ない限り、朝ごはんを食べられないという問題を解決することは難しいです。
朝ごはんを食べるための改善策は?
改善策は次の3つです。これらの策を実行することで、朝ごはんを食べられる可能性が高まります。
- 睡眠管理アプリを使用する
睡眠アプリは、最も眠りの浅いタイミングでアラームを鳴らします。そのため、設定時間よりも早い時間に良い目覚めをすることができます。よって、食事の時間を確保できます。 - 寝る前のスマホ操作を辞める
スマホ操作を辞めることにより、睡眠時間が確保することができ、眠りの質も向上します。よって、早起きが可能となり、朝ごはんの時間を確保することが出来ます。 - 食べやすいものから食べ始める
朝食習慣がない人がいきなりしっかりとした朝ごはんを食べるのは負担大です。ですから、ヨーグルトやシリアルなど食べやすいものから朝食習慣を身に着けるようにしましょう。
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