大塚美術館は劣化の少ない陶板で世界各国の美術品のレプリカを展示しています。
そのため、普通の美術館とは異なり、沢山の見どころがあります。
そこで、大塚国際美術館の攻略方法(所要時間・回り方・休憩場所)についてご紹介します。
個人的なおすすめスポットもご紹介するので、参考にしてみてください。
目次
大塚美術館の所要時間
大塚国際美術館のモデルコースでは、所要時間は1時間20分となっています。
モデルコースについては、大塚国際美術館のパンフレットをご覧ください。
モデルコースも悪くありませんが、少し勿体ない印象があります。
日本一高い美術館入館料(3300円)を払うわけですからね。
実際に行ってみた感想としては、最低でも4~5時間は必要だと感じました。
私は午後から入館しましたが、最後は急ぎ足になりました。
それぐらい見るべき展示物の量が多く、鑑賞に時間がかかります。
時間に余裕のある方は、午前中から入館することをおすすめします。
大塚美術館の回り方
館内の回り方は大きく分けて3つあります。その3つの回り方をご紹介いたします。
モデルコースを回る
モデルコースでは、特に有名な絵画を一時間半で効率よく見回れます。
そのため、足腰に自信のない方や時間のない方におススメです。
モデルコースについては、大塚国際美術館のパンフレットをご覧ください。
余裕のある方は、自分の好きなスポットを+αとしてモデルコースに追加すると良いです。
定時ガイドの話を聞く
定時ガイドの話の聞くのもおすすめです。
文字での解説がありますが、ガイドさんの解説のほうが分かり易く、疲れません。
ただ、休日はお客さんも多いので、混みあったり余裕をもって展示物を観られなくなります。
そのため、時と場合に応じて、臨機応変に行動するべきです。
音声ガイドを借りて、好きに回る
個人的には、音声ガイドが最もおススメです。
自分のペースで自分の好きな作品を観ることができますからね。
文字を読むよりも耳で聞く方が楽です。そのため、疲れずに長時間作品を鑑賞できます。
音声ガイドは500円で借りることができ、約100点の展示物の解説を聞くことが出来ます。
特に、宗教画は背景知識がないと理解が難しいので、音声ガイドがあると心強いです。
絵画の知識がない方は音声ガイドを借りることをおススメします。
休憩場所
鑑賞時間が長くなることを見越して、館内には3つのカフェレストランが用意されています。
ですので、少し足が疲れた時は休憩をすることも出来ます。
価格も良心的で、ドリンク+ケーキで800円程度です。
もちろん、館内で昼ご飯も食べることもできますが、あまりおススメできません。
この美術館は再入場が可能ですし、周囲にはごはん屋さんもありますからね。
アクセス
鳴門北ICを降りてすぐの交差点を左折して3分ほど走ると大塚国際美術館に到着します。
駐車料金は無料です。
カーナビで住所を設定される方は「徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1」と設定ください。
アクセス自体は簡単ですが、駐車場から美術館までの徒歩経路は交通量が多く見通しも悪いです。
小さいお子様連れの方は注意しましょう。
歩いても十分に行ける距離ですが、無料シャトルバスを利用するのもありだと思います。
おすすめスポット
個人的なおすすめはパンフレットの番号で69番~72番の印象派画家のゾーンです。
ここでは、ルノアール・モネ・マネを始めとした印象派の画家の有名作品を観られます。
印象派作品は見た目も美しいので、絵画初心者でも十分に楽しめます。
印象派作品は、至近距離で見ると荒々しいタッチで何を書いているのかが分からなくなります。
しかし、5メートルぐらい離れてみると、それらのタッチが凝縮されて美しい絵に変化します。
このように、印象派の絵は見る距離によって見え方が大きく異なります。
つまり、印象派の作品を存分に楽しむためには近くからも遠くからも見る必要です。
この特徴が大塚国際美術館の特性とマッチしています。その理由は次の二つです。
- 有名絵画が複数あり、客が分散される
- レプリカなので、至近距離まで近づける
大塚国際美術館に行かれる方は是非とも立ち寄ってみてください。
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