コロナウィルスの影響でテレワークや在宅勤務が増加しており、多くの方が体験されたのではないでしょうか?私もコロナの影響で週の半分を在宅勤務をするようになりました。
そして、在宅勤務の業務効率を上げるとちょっとしたコツを発見しました。それは、昼休みの時間に15分~20分程度の昼寝を挟むことです。これをするだけで午後の業務効率が格段に上がります。
海外では、このような短い睡眠のことをパワーナップ(power nap)と呼んだりします。
- 在宅勤務・テレワークにおける昼寝のメリット・デメリット
目次
昼寝の効果
海外では短時間の昼寝をパワーナップ(power nap)と呼びます。パワーアップとナップ(仮眠)をかけた造語です。このパワーナップの効果は、睡眠研究からも実証されており、30分弱の睡眠で認知能力・集中力が向上するとされています。
厚労省が提言している指針である「健康づくりのための睡眠指針2014」にも短い昼寝(パワーナップ)の有効性を示すような記述があります。
実際、昼寝により作業効率が上がることは、大手企業の仮眠制度からも伺い知ることが出来ます。
例えば、三菱地所は2018年に仮眠制度を導入し、仮眠室を設置しました。これにより、午後以降もやる気が継続したという結果が得られたそうです。
引用元:https://www.businessinsider.jp/post-187917
また、私の働いている会社でも最近仮眠スペースが整備されました。(コロナ以前の話)その評判は非常によく、みんな毎日昼休みになると川の字どころじゃないくらい列になって寝ています。
在宅時の昼寝のメリット
午後のモチベーションが上がる
午後のモチベーションが上がるのは、昼寝の大きなメリットです。
15分から20分ほど軽く寝て起きると、ちょうど良い気分転換になります。これにより、午後のモチベーションを向上させることが出来ます。
在宅勤務・テレワークの場合、常にデスクにいることが多いので、なおさら、気分転換は重要になります。そのような意味では、休憩時間中の運動も良いかもしれません。
集中力が上がる
昼寝をすると集中力も向上します。前述したように、この効果は多く企業の声から考えても明らかです。
実際、私も昼寝により集中力が向上し、業務効率が格段に良くなっていることを感じています。
そりゃ、食後の眠気と闘いながら仕事をするよりも、パワーナップをして「良く寝た!」というスッキリした感覚で仕事をした方が効率的ですもんね。
在宅勤務の場合、業務時間中に昼寝をしてもばれません。ですから、昼寝をした方が確実に業務効率が上がると言い切れる場合は、昼寝をしてみても良いかもしれません。まぁ、ハイリスクではありますが…
注意力が向上する
昼寝をすると眠気が抑えられ、注意力も向上します。
実際、私も休憩時間に昼寝をしない時は、午後にケアレスミスが増える傾向もありましたが、昼寝を習慣化するようになってからは、ミスの頻度が減りました。
これも考えてみれば当然のことです。そりゃ、眠気でボーっとした状態ではミスが増えてしまいますもんね。逆に、昼寝(パワーナップ)すれば、すっきりした状態で午後の業務に取り組むことが出来ます。
まとめ
以上のことから分かるように、仕事の休憩時間における昼寝は非常に有効です。
しかし、周囲の目もあってなかなか眠れないという方も多いのではないでしょうか?特に、女性の方はその傾向が強いかもしれません。
一方で、在宅勤務の場合は、周囲の目を全く気にする必要がありません。また、机に突っ伏して寝るのではなく、布団やベットの上で仮眠を取ることができます。
以上のことから分かるように、在宅勤務と昼寝の相性は抜群です。在宅勤務の方は是非とも試してみてくださいね。
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