理系大学生へ送る研究室の選び方

学生向け

一般的な大学では、3回生のときに研究室を選択することになります。どこの研究室でもいっしょやろ?と思っている方も多いと思いますが、研究室生活を三年間送った先輩として、一言言わせて頂きたい!

研究室はしっかり選べ!!

いや、本当に…後悔するよ…

まず、研究室の選択方法はその人個人の考え方によって3種類に分けました。以下の3つから自分に合う選択方法を考えてみてくださいね。

特定の研究がやりたい人

実はこの手のタイプの人間が1番研究室選択を誤りやすいです。僕の周囲にも興味で研究室を選択して絶望した人が沢山いる。現実はそんなに甘くありません。研究室に入ってやりたい事をできる保証もないし、そもそも研究室の成果の9割は虚飾に過ぎません。学会に行くとよく分かります。

外には派手で華やかな研究に見せかけておいて、その実は地味な作業の繰り返しです。それでも、楽しむことができると思うならそれもよいと思います。ただし、僕の周りでそのような人間は見たことがありません。教授という人種を除いて。

大体の学生は自分の研究に嫌気がさして研究分野以外の企業にいきます。(少なくとも、僕の周りでは全員がそうです。)

もしあなたがそれでも研究内容で研究室を選ぶと言うならば、止めるつもりはありません。但し、一生アカデミックの世界にいるという強い覚悟を持つことをオススメします。その覚悟を持てないのなら、もう少し幅広い目線で研究室を選んだほうが良いと思います。

楽に卒業したい人

楽に卒業したいと思ったあなたの選択は別に間違っていません。なぜなら、世の中にいる大多数の人間は研究に不向きだからです。向いていないことを無理してする必要はないと思います。

研究室の大変さの大部分は教授の性格に依存します。研究室とは教授を頂点とし、学生を底辺としたピラミッド的な構造となっています。そのため、良くも悪くも教授の独裁体制となります。ゆえに、研究室のブラック度は教授のさじ加減によって決定されます。

では、どのようにすれば楽な研究室を選択できるのでしょうか?一番良いのは何でも丁寧に教えてくれる教授の研究室に行くことです。研究活動において、最も大変(醍醐味でもありますが…)なのが、研究の方向性の決定結果の考察です。

つまり、上記の2点をすべて教えてくれる教授のもとに行くことが最も楽です。教授から命令されたことを着実にこなしていれば、楽に卒業することができますからね。(成長はしないけど…)それでも、学生生活を謳歌したいという人の選択肢としては悪くないと思います。

で、その教授を探す方法に関しては、ゼミに潜り込むことが最も確実な方法です。メールで教授にゼミを見学したいと連絡すれば、ほぼすべての教授は歓迎してくれるので、いろいろな研究室にアポをとって、自分の目で見て回ってみてください。そうすれば、どの研究室が楽かなんて一瞬で分かりますよ。

成長したい人

研究活動を通して、自分を高めたいという意識の高い方が気を付けるべきところは、「使い潰されないこと」です。残念ながら、学生を実験要員としか見ていない教授は大勢います。

運悪くそういう人と出会ってしまえば、メンタルを壊しかねません。実際に、ボクの友人は毎日生気のない顔で実験しています…そのような研究室では、自主性が一切鍛えられません。ただただ、教授のしもべとして、馬車車のように働かされるだけです。

では、どのようにすれば成長できる研究室を選択できるのでしょうか?一番良いのは自分で研究を決定できる研究室です。数としてはあまり多くありませんが、稀に存在します。大量の先行研究を読み漁り、自分の力で研究の方向性を考える。これは、非常に大変な事ですが、自己成長にはもってこいです。

それなりにしんどいけど、

圧倒的に成長します!

で、その教授を探す方法に関しては、先ほどと同じでゼミに潜入することが最も確実な方法です。メール又は個研に直接出向き教授にゼミ見学のアポを取って、ゼミを観察してみてください。そうすれば、どれだけ自主性のある研究室なのかがわかると思います。

まとめ

研究室の選択は思っているよりも重要です。それは、教授という名の王様が絶対王政をしいているからです。教授の方針によって、良くも悪くも研究室の環境は大きく変わります。(ちなみに、ボクの友人が在籍している研究室の学生は全員顔面蒼白でした…)だから、研究室の選択(教授の選択)は非常に重要になります。しっかりと検討した上で、後悔しないように研究室を選んでくださいね。