大学生が社会経験として工場の派遣バイトをおススメする3つの理由

学生向け

工場制機械工業という言葉をご存知でしょうか?勘の良い方なら分かるかもしれませんね。工場制手工業の進化形態です。工場において人の手ではなく機械により製品を生産することを意味にします。日本での工場制機械工業の本格的な始まりは19世紀末だと言われています。そして、この工場制機械工業の社会は今も続いています。

とはいえ、一部では非効率と言われる工場制手工業が存在します。有名どころで言うと、食品工場などが挙げられるでしょうか?今でも、盛り付け作業等は人の手で行われていますしね。そして、僕がおススメしているのは工場派遣バイトの仕事になります。

というわけで、今回は工場の派遣バイトを社会経験としておすすめする理由について紹介したいと思います。

日本の原動力を勉強できるから

現代の社会は、大量生産・大量消費によって成立しています。そして、その大量生産を支えているのが工場です。工場には、モノを安く・大量に生産するための工夫が多く凝らされています。だれでも、同じように、ミスなく作れるようになっていますからね。

それらを原動力に日本は戦後の焼け野原から世界3位の経済大国になりました。大げさかもしれませんが、工場には戦後の日本を形作った人たちの叡智の結晶とも言えます。生産ラインでモノを大量生産することって本当に難しいんですよ。

就職する前に一度は自分の目でそれを観て、自分の見識を広めておくべきではないでしょうか?特に、お勧めするのはメーカー志望の文系大学生ですね!就活ネタにも使えますし。

稼ぐだけの仕事がつまらないと分かるから

働く上で最も重要なのは、賃金です。しかし、やりがいも重要です。今の時代にそんなことを言っても、労働搾取に騙されているだけだと反論されることが関の山です。

百聞は一見に如かず」です。そういった方は、一度工場派遣のバイトをしてみても良いと思います。本当にやりがいのない仕事は大変ですよ。その上、時給も最低賃金+100円ぐらいなもんです。

ちなみに、僕が経験した作業は、ライン上を流れるうどんの入ったプラカップに適量のねぎを入れる仕事と部品にゴムパッキンを張り付けると言う仕事です。どちらの仕事も1サイクル5秒もかからないものです。つまり、8時間労働と考えれば、一日で8×3600/5=5760個を生産することになります。つまり、一日で5670回も同じ作業を繰り返すことになります。

そりゃ、キツイですよね。働いた当日は何もできず、寝落ちばかりしていましたし…その上、やりがいもないということで、1か月もたたないうちに辞めてしまいました。それでも、工場派遣のバイトをした経験は貴重なものと断言できます。

世界の広さを知れるから

大学にいると、自分の周りの人しか見えなくなります人間関係もフラットなものですしね。

一方で、工場にはいろいろな人がいます。日本の縮図と言っても良いかもしれません。外国人労働者の問題も現実に起こっている問題なんだと実感させられます。その件について、工場の人にも聞きましたが、今の時代外国人労働者がいなければ、仕事が回らないそうですよ。

親会社出向社員・子会社孫会社社員・派遣契約社員(主婦・外国人労働者)・派遣バイト社員などいろいろなバックグラウンドを持つ人に出会えます。そして、そこで生生しい人間関係を観察することもできます。本当に世の中には色んな人がいるなぁと思わされますよ。会社にはいろんな人がいるというけれど、本当にそうなんだとその時感じましたね。

まとめ

工場は過去の叡智の結晶であると同時に、現代の政治経済を映す鏡でもあります。そして、色々な地位やバックグランドの人達と会うことが出来ます。そのため、そこら辺のバイトより遥かに多くのことを学ぶことが出来ます。ただし、精神的・体力的にきついので、ご注意くださいね。まぁ、3ヵ月程度働いて学べることだけ学んだら、辞めたらいいと思います。それ以上いても何も得られませんから。

メーカーに就職したいという大学生に本当にはおすすめですよ。メーカーはどこの会社であれ、自社工場がありますからね。また、会社の見極めにも役立ちますよ。本当に優秀な企業は末端までしっかりと血が通っています。一方で、ヤバい会社は末端である工場が大変なことになりがちです。