大企業の社員は優秀なのか?無能なのか?それぞれの根拠とともに解説するよ!

人間関係・自己啓発

一般的に大企業の社員は優秀と言われています。その証拠に高学歴の学生の多くは大企業へと就職しています。しかし、大企業の社員は無能であるという論調も一部にはあります。

さて、どちらの言説が正しいのでしょうか?

というわけで、今回は大企業の社員は無能なのか?優秀なのか?について考えたいと思います。個人的な見解を言うと、大企業の社員は優秀だと考えます。その根拠について以下に記します。

優秀である理由

一般に言われるように、大企業社員は優秀だと考えます。その理由は3つです。

地力の高さ

大企業に就職する人間の多くは、学業又はスポーツ(体力)で平均値以上の成績を修めています。実際、有名大学を卒業していますしね。要は、ポテンシャルが高いわけです。

一芸を極めている

大企業には多くの社員がいるため、分業化が進みます。そうすると、社員1人1人がスペシャリストになります。よく大企業の社員は会社の歯車と揶揄されますが、実際その通りだと思います。ただし、その歯車は極めて高性能です。

これらの理由から組織という観点で見れば、大企業の社員は優秀と言えます。そりゃ、与えられた役割をきちんと果たしているわけですからね。昔で言う一所懸命というやつです。

人当たりが良い

大企業の社員は人当たりが良い人が多いです。

面接の段階で人当たりの悪い人は落ちるためです。実際、有名大学を出てもコミュニケーション能力に難のある人は就活に苦労します。僕の知り合いもそうでした。

大企業が人当たりを重視する理由は、分業化が進んでいるからです。分業化が進むと一つの仕事をこなすのにも多くの人とのかかわりが必要になります。そのため、他者とのコミュニケーション能力が重要になるわけですね。

労働者のストレス要因で最も多いのは人間関係と言われていますから、人当たりが良さも優秀さの指標の一つと言えます。

無能に見える理由

上記のように考えると、大企業の社員は優秀に思えますが、無能に見える点もあります。

受け身の傾向にある

会社員である以上、上司の言うことに従います。それに対して、「大企業の社員は受け身だ」と批判的な人もいらっしゃると思います。実際、その通りですが、中小企業でも変わりません。

企業という組織にいる以上、指揮命令系統があるので部下は裁量範囲が限られ、場合によっては受け身になってしまいます。

それは、全ての責任を負って行動している自営業者の観点で考えるとヌルく、無能にも見えるかもしれません。しかし、高度に分業化が進んだ大企業ではそちらの方が合理的なのです。

自己保身に走る

大企業社員の中には、自己保身に走る人が多くいます。これは、企業と社員の利益が乖離しているためです。

個人事業主なら会社の利益=自分の利益になりますが、大企業社員の場合は、社員数が大きいため業績に対する貢献割合は少なくなります。

ですから、会社への利益貢献よりも自己利益(自己保身)を追求してしまうわけです。確かに、これは組織全体から見れば無能に見えるかもしれません。しかし、個人の利益から見ればある意味合理的なわけです。

そう考えると、無能というよりずる賢いという意味で優秀と言えるかもしれません。もちろん、経営層から見たらよろしくありませんが…

プライドが高い

大企業の社員は、プライドが高い傾向にあります。その理由は以下の3つです。

  1. 受験競争に勝ち抜いた
  2. 就活戦線を勝ち抜いた
  3. 世間から持て囃される

このように、大企業に就職できた層は様々な競争に勝ち抜いてきたわけです。ですから、多少プライドが高くなるのは致し方ありません。とはいえ、プライドが高すぎると次の成長を阻害してしまします。

しかし、プライドは誇りと言い換えることもできます。「今までこれだけのことが出来たんだから、自分なら困難な課題でも乗り越えられるはずだ!」と次の成長につなげることもできます。

ですから、プライドが高いから無能であるとは言い切れません。もちろん、逆も言えません。

まとめ

以上のことから、大企業の社員は基本的に優秀と言えます。しかし、組織の中で「有能」になるか、「無能」になるかはそれを指揮する人物や会社の仕組みに依存します。

指揮する人間や会社の仕組みに問題があったりすると、会社の利益のためではなく、自己の利益のみを追求するようになります。これが今の大企業や公務員が抱える問題と言えるのかもしれません。

例えるなら、大企業の社員は優秀なオーケストラです。そのため、優れた人物に指揮をとらせれば圧倒的な成果を上げることが出来ます。しかし、指揮者が無能であれば、成果を得ることが出来ません。要は、経営者の手腕次第というわけですね。

皆さんも不祥事を起こした張本人だけでなく、その組織の構造に着目してみてはいかがでしょうか?もしかすると面白いものが見えるかもしれませんよ。