最近、ユニクロは服の高機能化に力を入れています。ウルトラライトダウンとかブロックテックパーカーとか極暖ヒートテックとかね。たぶん、ヒートテックが売れに売れたからでしょうね。まぁ、いつまでも低価格路線で勝負なんてできませんもんね。
というわけで、今回はユニクロの中では少しマイナーな耐水・耐風機能を備えたブロックテックパーカーの使い勝手をレビューをしたいと思います。
目次
ブロックテックパーカーとは?
一言でいうと、普段着に+α(耐水・透湿・耐風機能)を付けた多用途商品です。例を挙げると、レインウェアとして、軽いアウトドア用の服として、バイク用の服として、春スキー用の服として、ウインドブレーカーとしてなど様々な用途に使用することが出来ます。性能面(耐水圧)は8000~10000mmとなっており、普段使いでは全く困りません。
ちなみに、耐水圧10000mmとは水深10mの地点での水圧がかかっても水漏れしないことを意味します。これは普通の雨なら余裕で耐えられる値です。つまり、十分すぎる程の性能があるわけです。
コスパ
もちろん、値段に関しても比較的リーズナブルです。セール中なら税抜で4990円、定価なら5990円となっています。コスパ抜群ですね。このブロックテックパーカーと同等のコスパなのはワークマンのイージスぐらいではないでしょうか?
ここで一旦、競合製品の評価をまとめることにしましょう。
ユニクロ・ブロックテックパーカー
デザイン:★★★★☆
価 格:★★★★☆
性 能:★★★☆☆
ワークマン・イージス
デザイン:★★☆☆☆
価 格:★★★★★
性 能:★★★★★
専門店ブランド(モンベル・コロンビア等)
デザイン:★★★★★
価 格:★☆☆☆☆
性 能:★★★★★
このように俯瞰してみてみると、ブロックテックパーカーの普段使いとしてのコスパの良さが分かります。まぁ、機能性と価格に重きを置くのであれば、ワークマンのイージスのほうがおススメですけどね。
使用感のレビュー
耐風性について
耐風性を試すためにブロックテックパーカーと半袖シャツを一枚着て、気温20度の中50分ほどバイクで走りました。結論から言うと、耐風性は完璧です。ただし、服自体に保温性はありません。さすがに、インナーが半袖一枚では寒かったです。ですので、当たり前のことですが重ね着(レイヤリング)をおすすめします。そうすれば、ブロックテックパーカーで風をシャットアウトでき、インナーの保温性を高めることが出来ますよ。イメージとしてはこんな感じです。
普通のアウターだと風が通り抜けることにより、体温で温められたインナー・肌間の空気が外へと逃げ出してしまいます。そうすると、冷たい空気が肌に触れてしまい寒く感じます。
一方で、ブロックテックパーカーは外気をシャットアウトします。そのため、体温で温められたインナー・肌間の空気が外に逃げることなく留まります。そうすると、温かい空気が肌に触れるので、外気が冷たくても寒さを感じることはありません。
このように、厚着をすることにより保温性は格段に良くなるので、重ね着をすること前提でサイズを選びましょう。僕は、XLサイズを選びましたよ。※参考…身長は175cmで普段はLサイズを着用
ですので、一回り大きめのサイズを選ぶのもありかもしれませんね。
防水性について
個人的には防水性も十分だと考えています。実際、少雨の中ブロックテックパーカーを着て歩いてもなんの問題もありませんでしたからね。さすが、耐水圧10000mmです。一般に、少雨なら耐水圧300mmでも問題ないと言われていますからね。ある意味オーバースペックともいえるかもしれません。
もちろん、スキー・スノーボードや合羽など特殊用途の服に関してはこれ以上のスペックが必要ですが、ブロックテックパーカーは通常用途の服です。普通に考えて、耐水圧10000mmでも耐えられない豪雨なら外出することは基本的にないですし、そもそもそんなに降っているなら傘を差します。
そのため、耐水圧10000mmは通常用途としては十分すぎる性能と言えるでしょう。
まとめ
- ブロックテックパーカーのコスパはどうか?
価格・機能性・デザイン性が高い次元で両立されています。そのため、普段着として高い頻度で使用することができます。つまり、コスパ抜群というわけです!ただし、デザイン性より価格・機能性を重視するならば、ワークマンのイージスを購入するほうが良いですよ。 - ブロックテックパーカーの使用感は?
日常生活では全く困らないほど機能性(耐風性・防水性)を有しています。また、デザインに関してもシンプルで表面の質感が良いので、様々な服に合わせることが出来ます。そのため、この服を着る時はブロックテックパーカーを着れないな…なんてこともほとんどないでしょう。
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