今まで無料のブログテーマ(Xeory base)を使用していました。無料テーマだと自分でカスタマイズしていかないと見にくくて大変ですよね…それだけで数時間とられることもしばしば
とはいえ、一応上司はてつさんなわけです。なので、どの有料ブログテーマにするかをプレゼンしないといけません。しっかりと説得材料を準備しておかなければ、速攻論破されちゃいますからね…
将来のブログの展開
ほぼ確実に予想されるブログの展開は2つあります。
- スマホ等のモバイル端末による閲覧割合のさらなる増加
現在もそうですが、今後さらにその傾向は強まることは想像に難くありません。 - ブログの中身が今以上に重要視される
Google等の検索エンジンは日夜検索アルゴリズムを更新し続けています。なんのためか?それは「有益なコンテンツ」を上位表示するためです。WELQの問題等から分かるように、まだ検索エンジンは発展途上です。AIなどの進化に伴って、検索エンジンのアルゴリズムが一気に変わるかもしれません。そういうことが起きた時に、SEO対策がなんの役に立つというのでしょうか?
以上の二点から、ブログテーマ選びに重要な目線は「モバイル端末でのみやすさ」、「ユーザビリティ(記事の作成に注力できること)」だと考えます。
※ここにおける「ユーザビリティ」とは書く側(ブロガー)目線でのユーザビリティを指します。
検討したブログテーマ
10個のブログにてwordpressテーマに関する記事を確認した結果、以下の3つが候補に挙がりました。
- DIVER
- SANGO
- SWALLOW(スワロー)
DIVER
価格:17,980円
DIVERのメリットは無期限・無制限のメールサポートと複数サイトへの利用と更新性です。
DIVERのデメリットは価格です。
メリット
無期限・無制限のメールサポート
無期限・無制限のメールサポートについてですが、無駄な時間を費やす可能性が高いため、個人的にはあまり利用価値のないものだと感じます。その根拠は以下の3点です。
- メールするための文章を考える必要がある。
質問事項を文章化するのって意外と大変。かといって適当に文章を考えると、自分のほしい情報が返ってこなかったりする。 - 返信までに必ずラグが存在する。
- ノウハウが外部サイトに蓄積されづらい。
メールサポートだと顧客と運営者のみにしか情報共有が行われない。そのため、外部サイトにはノウハウが蓄積されにくくなる。そうなれば、簡単なことでもメールサポートをしてもらわなければならなくなる。すると、無駄な待ち時間が増加してしまう。
以上のことから、無期限・無制限のメールサ―ビスはあまりメリットとは言えないでしょう。
複数サイトに適用可能
確かに追加料金なしで複数サイトに適用可能なのは大きなメリットです。ただ、初心者の時から複数サイトを運営することは現実的に厳しいでしょう。ボクはてつさんとブログを共同運営していますが、それでも1日1記事の投稿はなかなか難しい…
将来に向けての投資として考えるのは悪くないかもしれないと言う意見もあると思いますが、将来ブログをいじることに慣れれば、自分が欲しいテーマというのは自ずと定まるような気もするので、個人的には投資の価値はあまりないように感じます。
更新性
常に更新されて続けるのは、「SEO」と「デザインの流行り廃り」という2つの点から素晴らしいと思います。個人的には、かなりのメリットだと思います。
常に進化していくWordpressテーマだから完成予定は未定です。
引用:DIVER 公式サイト
デメリット
価格が高い
有料ブログテーマの価格帯は1万円前後のものが多いです。それと比較すると、17,980円は高いです。複数サイトを運営することが前提にあるのなら、このデメリットはあまり考えなくてもよいでしょう。
まとめ
総評としては、買いではあると思います。その理由はなんといっても「更新性」です。下手に更新を止められたら、困りますもんね。乗り換えたテーマとの互換性が悪ければ、ショートコードが大変なことになってしまいますし…現にXeory baseからのテーマ乗り換えの際にも僕は結構苦労しましたし…
ただし、料金が17,980円とかなり高額です。初めての買い物だという点を考慮すると少しハードルが高いと思います。メリットが盛りだくさんならいいですが、個人的に感じたメリットは「更新性」だけでした。それだけに17,980円というお金を払うことはできません…
SANGO
価格:10,800円
SANGOのメリットは「ユーザービリティ」と「カスタマイズ性」です。
SANGOのデメリットは「人を選ぶデザイン性」です。
メリット
ユーザーフレンドリー
SANGOについての評価を調べると、「ユーザービリティ」が素晴らしいとのこと。
ちなみに、有料テーマで有名な「TCD」や「賢威」などのブログテーマはカスタマイズ性は高いが、初期設定が難しいらしい。美しいデザインにするためには、自分で調整していく必要があるそうな。ソースはこちらです。一方で、SANGOは操作性が良く、ほとんど何もしなくても綺麗なデザインになるのだそうで。そうなれば、中身の充実にエネルギーを割けますね。
カスタマイズ性
SANGOのスゴイところはここ!ほとんど何もしなくても綺麗なデザインな上に、細かいところ(見出しとか…)を自分好みにカスタマイズできるところです。さりげなく自分らしさを出せる点では右に出るテーマはないでしょう。まぁ、個人的にはブログのデザインで自分らしさを出すことに意味を感じませんがね…ブログの中身で自分らしさを表現できれば、それで十分だと思いますよ(๑¯ω¯๑)
デメリット
人を選ぶデザイン
個人的な印象としてポップすぎる印象をうけるんですよね…少なくとも万人受けするテーマではないような気がしました。正直この辺は、ブログ運営者の好みと言ったところでしょうなぁ。重みのあるテーマを扱いたい場合には、内容とのギャップに苦しむことになるかもしれません…
まとめ
「ユーザービリティ性」と「カスタマイズ性」を兼ね備えた点は素晴らしいと思います。おそらく、数あるwordpressテーマの中でもトップクラスと言えると思います。
ただ、個人的には独自性は記事で出せば十分だと考えているので、「カスタマイズ性」にはあまり惹かれませんでした。また、ポップすぎるデザインが自分の好みと合致しませんでしたね。そのため、今回は選択しませんでしたが、SANGOのデザインに惹かれるという人は購入してみてもいいかもしれません。
Swallow(スワロー)
価格:10,800円
スワローのメリットは「ユーザービリティ」と「モバイルファースト」です。
スワローのデメリットは「カスタマイズ性」です。
メリット
ユーザービリティ
下記の宣伝文にもあるように、テーマ導入後のデザインの微調整がほぼ必要ありません。それでいてデザインは美しい。ユーザービリティの観点では一番だと個人的には思っています。
テーマ導入後のデザインの微調整が必要ないので、コンテンツ作りに時間をかけることができます。
引用:スワロー公式サイト
モバイルファースト
スマホなどのモバイル端末によるブログ閲覧数は今後も確実に増えます。そのため、モバイル端末に最適化されたブログデザインは必須と言えるでしょう。スワローは以下の宣伝文にあるように、モバイルファースト設計をしています。実際、購入前にデモサイトをかなり見たけど、スマホでの操作性には目を見張るものがありました。
スマホでの見やすさ・機能・デザインにこだわったモバイルファースト設計!
引用:スワロー公式サイト
デメリット
カスタマイズ性
スワローはカスタマイズ性が限られると言われています。そのため、他のブログとデザインが被ってしまうことがあるらしい。このことは、スワロー特有の問題ではなく、同じ会社のブログテーマ(ストーク、ハミングバード、アルバトロス)にも言えることです。
一般的にはデメリットとして捉えられているようですが、僕は特にデメリットと感じませんでした。それは、ブログのデザインなんて見やすければ、なんでもいいでしょ?と思うからです。あくまで、ブログテーマは脇役なんですから、見やすささえ確保されていたらなんでもいいのです。
まとめ
僕が求めていた二つの条件(モバイルファーストとユーザビリティ)を最も高い水準で満たしているブログテーマはスワローでした。そのため、今回はスワローを購入しました。
スワロー以外にもOpenCage製のブログテーマは3つあります。(新しい順に並べてます)
- ストーク
- ハミングバード
- アルバトロス
これらのテーマも、「モバイルファースト」と「ユーザビリティ」を謳っています。そのため、もちろん選択の候補には入っていました。ただ、最新のテーマ(スワロー)の方が過去のテーマの蓄積がある分、「モバイルファースト」と「ユーザビリティ」をさらに追求できていると考えました。
総まとめ
大量にあるテーマの中から、自分に合うテーマを見つけるのは結構難しいと思います。そういう時には、自分はどのポイントが譲れないかをいくつか書き出してみると良いです。そうすれば、自分の中に基準を設けることができます。すると、他者のレビューにふらふらと流されなくなり、より自分にピッタリなブログテーマを見つけられると思います。
僕が譲れない点としたのは「モバイルファースト」と「ユーザビリティー(記事の作成に注力できること)」でした。そのため、今回はスワローを選択しました。当たり前のコトですが、人によって譲れない点は違うと思いますので、これが良い!と一概にオススメすることはできません。
そういえば、ハンターハンターのプーハットさんも言ってましたよ。
自分の理を持ってそれに身を委ねるってのはなかなか出来ねーんだ
ってね。
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